ジチタイアドと筑邦銀行、企業版ふるさと納税で新たな協定を締結

ジチタイアドと筑邦銀行が協定を締結

2025年1月10日、福岡県に本社を置く株式会社ジチタイアドと筑邦銀行は、企業版ふるさと納税に関する協定を結びました。これは自治体の財源確保とコスト削減を目指した取り組みの一環であり、ジチタイアドにとっては佐賀銀行や北日本銀行に続く、3つ目の業務提携となります。

背景と目的

ジチタイアドは、公共広告を通じて地方自治体の資金確保を支援する会社で、近年では「企業版ふるさと納税支援事業」にも力を入れています。この制度により、企業が地方に寄附を行うことが可能となり、その結果、地域の活性化を促進しています。2024年9月末時点で、ジチタイアドは321の自治体と契約を結ぶなど、業界でトップクラスの実績を誇っています。

この事業を通じて、ジチタイアドは企業向けにふるさと納税の制度を広めることを目的としています。そのために、金融機関へのニーズも高まっており、筑邦銀行との連携はその重要な一手となります。

筑邦銀行は福岡県を中心に44店舗を展開し、「人、まち、地域を『動かす人』がいる銀行へ」を理念に掲げています。この理念のもと、地域密着のビジネスに取り組む銀行として、ジチタイアドとの協力関係は互いにとってのメリットが大きいと言えます。

新たな取り組み

今回の協定により、筑邦銀行が有する地域のネットワークを活用し、寄附を検討している企業に対してジチタイアドが情報提供を行う体制が整いました。この連携により、企業版ふるさと納税の周知が進み、寄附金の流入が増加することが期待されています。また、この取り組みは地方自治体の財源及び地域のサービス向上に寄与することとなります。