クラフトビールが仙台に
2023-12-05 15:55:52
ウィスコンシン州の名酒が仙台に!新たなクラフトビールの魅力とは
ウィスコンシン州の名酒が仙台に進出
アメリカで30年来の歴史を持つクラフトビールブランド「グレートデーンブリューイング」が、2024年1月に宮城県仙台市秋保地区に新たな醸造所とレストランを開業することが決まりました。
このニュースは、特にビールファンの間で大きな話題となっています。
クラウドファンディングでの成功
このプロジェクトは、11月30日からスタートしたクラウドファンディングで初めて目にしました。驚くべきことに、開始からわずか43時間で目標金額の500万円を達成してしまったのです。
この結果は、グレートデーンへの関心の高さや日本市場への期待感を如実に示しています。
現在、12月31日までのクラウドファンディングは進行中で、2次目標の800万円に向かって着実に支援額が増えています。
グレートデーンの歴史
グレートデーンは、1994年にアメリカのウィスコンシン州マディソンで創業されました。創業者のロブ・ロブレグリオは、全米でナンバーワンの醸造家として広く知られています。彼は、マディソンの街に5軒のブリューパブを展開し、地域のビール文化を牽引してきました。
深い歴史と流行のビールを持つグレートデーンが、今度は日本でどのような展開を見せるのか期待が高まります。
日本へ移住するブリューマスター
ロブは、飲食業界に深い情熱を持つプロフェッショナルです。彼は日本市場に対する強い関心から、2016年に松本ブルワリーの醸造アドバイザーに就任し、頻繁に日本を訪れてきました。「もっと多様で美味しいビールを日本人に届けたい」という彼の想いが、今回の日本進出へとつながりました。
7年以上の準備期間を経て、ロブは自らの夢を実現するために、アメリカの自宅を売却し仙台に移住しました。この行動は、彼の日本に対する真剣な姿勢を物語っています。
秋保地区を選んだ理由
進出先に選ばれた仙台市秋保地区は、温泉地としてだけでなく、近年多様なカフェや物販店が増加し、アーティストやクリエイターの移住もさかんな注目エリアです。年間240万人もの観光客が訪れるこの地に、グレートデーンは新たな風を吹き込みます。
日本人に合ったビール文化の提案
グレートデーンの主力商品「GREAT LAGER」は、日本人の好きなラガーを基盤にしています。国内の多くのクラフトビールが個性的なエールに力を入れる中、グレートデーンは、シンプルながらも美味しさを追求。その結果、国内のビール愛好者の共感を呼ぶことが期待されます。
レストランでの食体験
新たなレストランでは、アメリカの味をベースに、地元宮城県産の食材を使った料理を提供予定です。最大16種類の出来立てビールを楽しみつつ、アメリカと宮城のオリジナル料理が楽しめるという特別な体験を提供します。
具体的には、ウィスコンシン定番の「チーズカードのフライ」や、石巻産のホヤを使った「ホヤチャウダー」などが予定されています。このような地域特有の食材を取り入れることで、独自の体験が生まれることでしょう。
創業メンバー
ロブをはじめ、日米混成のプロフェッショナルチームが結集しており、ビール製造、料理、マーケティングの各分野で専門家が集まっています。
彼らの独自の視点や経験を活かした新たなビール文化の築き上げが期待されます。
このプロジェクトは、単なるビールの醸造にとどまらず、多様な文化交流を通じて日本のビール市場に新たな息吹を与えるものです。仙台の秋保地区という新しい舞台で、グレートデーンの活動がどのように展開されていくのか、目が離せません。
会社情報
- 会社名
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Great Dane Brewing株式会社
- 住所
- 宮城県仙台市太白区秋保町湯向20-21アビタシオンK's 101
- 電話番号
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