ぷらっとホーム、IoTプラットフォーム発表
2015-06-08 11:00:05

ぷらっとホーム、IoTプラットフォーム製品『Plat’Data Processing®』を発表~あらゆるIoTデバイスとアプリケーション間の相互データ通信を実現~

ぷらっとホーム、IoTシステム構築を支援する新プラットフォーム『Plat’Data Processing®』を発表



2015年6月、ぷらっとホーム株式会社は、IoTデバイスとアプリケーション間のシームレスなデータ通信を実現するIoTプラットフォーム製品『Plat’Data Processing®』を発表しました。このプラットフォームは、多様なIoTデバイスとクラウドまたはオンプレミスサーバー間のデータ送受信を柔軟かつ安全に実現し、企業のIoTシステム構築を強力に支援します。

『Plat’Data Processing®』:信頼性と柔軟性を両立



『Plat’Data Processing®』は、大きく分けて3つの主要コンポーネントで構成されています。

1. PD Emitter:データ送信の要

IoTデバイス(センサーなど)に搭載されるソフトウェアで、収集したデータをサーバーへ転送します。Amazon KinesisやRedshiftなどのビッグデータクラウドサービスにも対応しており、多様な環境への柔軟な対応が可能です。不安定なネットワーク環境下でも、データの欠損や重複を防ぎ、信頼性の高いデータ送信を実現します。

2. PD Exchange:データ処理の中枢

IoTデバイスから送られてきた大量のデータを安定的に処理するサーバーソフトウェアです。データの集約、配信、IoTデバイスへのコマンド送信といった、IoTアプリケーション開発における共通機能を担います。柔軟な配信機能により、特定のアプリケーションに特定のデータのみを送信するといったきめ細やかな制御も可能です。オープンなAPIを搭載し、既存システムとの連携や独自のアプリケーション開発を容易にします。

3. IoTアプリケーション:多彩な機能を提供

PD Exchangeに対応したアプリケーション群で、データの蓄積、監視、転送といった高度な機能を提供します。

PD Archive: データの効率的な蓄積、検索、加工出力機能を提供します。
PD Alerter: データ監視と異常時の通知機能を提供します。
* PD Transit: PD Exchangeから他のシステムへのデータ転送機能を提供します。

課題解決とシステム構築の効率化



従来のIoTシステム構築では、異なる種類のネットワークを経由するデータ通信の不安定さ、データの欠損や重複といった課題がありました。これらの問題に対処するには、高度な技術と時間、コストが必要でした。『Plat’Data Processing®』は、これらの課題を解決し、短期間かつ低コストで信頼性の高いIoTシステムを構築可能にします。クラウドとオンプレミス両方に対応しているため、企業のニーズに合わせた柔軟なシステム構築が可能です。

ぷらっとホーム:IoT分野におけるリーディングカンパニー



ぷらっとホームは、Linuxサーバーの開発・製造で長年培ってきた技術力とノウハウを活かし、IoT分野でも積極的に事業展開を進めています。手のひらサイズの超小型Linuxサーバー「OpenBlocks®」は、通信、物流、金融など様々な分野で活用されており、高い信頼性を誇ります。今回の『Plat’Data Processing®』の発表は、IoT分野における同社のリーダーシップをさらに強化するものと言えるでしょう。

まとめ



『Plat’Data Processing®』は、信頼性、柔軟性、そしてコスト効率を兼ね備えたIoTプラットフォームです。今後、ますます拡大するIoT市場において、多くの企業のIoTシステム構築を支援し、スマート社会の実現に貢献すると期待されます。

会社情報

会社名
ぷらっとホーム株式会社
住所
東京都千代田区九段北4-1-3日本ビルディング九段別館3F
電話番号
03-3221-3200

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