実付き盆栽オリーブ新発売
2024-05-24 10:39:42
実付き盆栽オリーブ「Table Olive Plus」日本橋で販売開始!
実付き盆栽オリーブ「Table Olive Plus」日本橋で販売開始!
合同会社オリビアスが開発した、実付き盆栽オリーブ「Table Olive Plus」が、2024年6月17日より誠品生活日本橋で販売開始されました。同社が推進するオリーブの矮化栽培技術「Oliveious Method」を活用し、剪定された枝を有効活用することで生まれたこの商品は、市場にほとんど流通していない「実付き」であることが大きな特徴です。
剪定枝の有効活用から生まれた新商品
オリビアス社は、オリーブの矮化栽培を主軸事業として展開しており、定期的な剪定が不可欠です。この剪定枝を廃棄するのではなく、挿し木によって苗木を育成し、盆栽に仕立てることで有効活用しています。さらに、同社独自の結実促進技術を用いることで、小さな盆栽でも実をつけることに成功。業界でも珍しい「実付き盆栽オリーブ」が実現しました。
陶芸学生とのコラボレーション
「Table Olive Plus」のもう一つの特徴は、一点物の鉢を使用している点です。陶芸分野のプロフェッショナルを目指す学生の作品を採用することで、商品の付加価値を高めるとともに、若手クリエイターの支援にも繋げています。武蔵野美術大学の学生が制作した鉢は、盆栽オリーブの個性をさらに引き立てています。
開発秘話と今後の展望
「Table Olive Plus」の開発には、数々の試行錯誤がありました。植物相手であるため、仮説と検証の繰り返しが必要でした。同社の池田周司氏を中心に、植物学的なアプローチと綿密な検証を重ね、屋内栽培可能な方法論を確立しました。今後は、量産化に向けた技術体系化を進めるとともに、SDGsの観点から福祉業界との連携による量産体制構築も目指しています。
オリビアス社の取り組み
オリビアス社は、オリーブの矮化栽培技術の普及を通じた国産オリーブ事業の推進、オリーブ剪定枝の活用、オリーブ搾油機開発など、多様な事業を展開しています。また、オリーブ農福連携モデルの開発や、新しいビジネスモデルである「オリーブソーラーシェアリング」の実証試験にも着手するなど、積極的な活動を続けています。2021年設立の若い企業ながら、日本弁理士会主催の知財活用ビジネスプランコンテストで奨励賞を受賞するなど、高い技術力と革新的な取り組みが評価されています。
販売情報
商品名: Table Olive Plus
販売場所: 誠品生活日本橋 (東京都中央区日本橋室町3-2-1 COREDO室町テラス 2F)
販売期間: 2024年6月17日(月)~7月8日(月)
価格: 15,400円(税込)
まとめ
「Table Olive Plus」は、技術力と若手支援、SDGsへの配慮が融合した、新しいタイプの盆栽オリーブです。その希少性と高いデザイン性から、コレクターや植物愛好家だけでなく、ギフトとしても注目を集めそうです。オリビアス社の今後の展開にも期待が高まります。
会社情報
- 会社名
-
合同会社オリビアス
- 住所
- 東京都杉並区久我山5-9-10
- 電話番号
-
03-4283-4556