企業と学校の連携が未来を切り拓く！クエストミーティングの開催

企業と学校のコラボレーション「クエストミーティング」

教育と探求社が主催するワークショップ「クエストミーティング」が、5月25日（木）に東京の広尾学園中学高等学校で開催されます。これは、企業の人材と教育者が協力し、未来の社会を描くシナリオ・プランニングを行う重要なイベントです。テクノロジーの急速な進化や変化が進む現代において、企業と学校は連携し、多様な視点を持った人材を育成する必要があります。

教育の新しい形「オープンイノベーション」

「クエストエデュケーション」と呼ばれる、アクティブ・ラーニング（AL）型の教育カリキュラムを基にしたこのワークショップは、参加者の創造性を引き出し、具体的な未来像を描くことを目的としています。企業の社員と教育機関の教員が一堂に会し、それぞれの専門的知識や経験を生かして新たな価値を創出する場となるでしょう。

VUCA時代に必要な教育

昨今、「VUCA」（Volatility, Uncertainty, Complexity, Ambiguity）の時代が叫ばれる中、教育機関と企業の協力はますます重要性を増しています。予測困難な未来に対処するためには、多様な立場の人々が集まり、共通の認識を持ち、長期的な社会の展望を描くことが求められます。これを実現するための手段として「シナリオ・プランニング」が用いられ、参加者同士の対話を通じてシナリオの構築が行われます。

参加企業と教育者の協働

今回のワークショップでは、NTTドコモやパナソニック、富士通といった名だたる企業から社員が参加し、教育者たちは関東地域の中学校や高校から集結します。これは、企業と学校が共に未来を見据えた施策を考えるための貴重な機会です。「クエストミーティング」を通じて、双方が多角的な視点を持ち寄り、新たな創造的解決策を見出すことを目指します。

「クエストエデュケーション」の特性

教育と探求社による「クエストエデュケーション」は、現実社会に根ざした学びを提供し、生徒が「生きる力」を育むことを目指しています。具体的には、感情に訴えかける授業を展開し、自分から学びたくなる学びの環境を創出します。このプログラムには、実際の企業に対するインターンシップや、自己探求を促す授業、社会課題を解決しようとする「ソーシャルチェンジ」などの多様なコースがあります。

開催詳細

「クエストミーティング」の開催は、広尾学園中学高等学校にて行われます。大正時代に設立されたこの学校は、創立100周年を迎えるにあたり、ICT環境の整備と国際的な視野を持ったカリキュラムを提供しています。教育と探求社は、このような先進的な学校との連携を通じて、未来のひとづくりを目指します。

この貴重な機会を通じ、教育とビジネスの未来を共に考える場として、多くの参加者が新たな視点を持ち帰ることが期待されます。