お菓子でつくる彩色の美 世界の花と鳥展
日本の伝統的な技術を駆使した工芸菓子の展示会「お菓子でつくる彩色の美 世界の花と鳥展」が、宗家源吉兆庵の銀座本店で9月14日から28日まで開催されます。これまでにない色彩と形を楽しめるこの展示会では、職人の熟練した技術によって生み出された、南国の鳥や植物をモチーフにした美しい工芸菓子が展示されます。
展示の内容
この展示会で鑑賞できる工芸菓子は、砂糖や米粉、白あんといった厳選された素材のみを用いて制作されています。展示される作品の中には、約25種の植物と10種の鳥が含まれ、それらが見事に表現されています。中でも名誉総裁賞を受賞した職人の作品は、多くの人に感動を与えるもので、まるで本物のような迫力があります。
初の体験教室も開催
展示の他にも、同日に工芸菓子の体験教室も行われます。9月14日と15日には、銀座松濤で日本料理の懐石弁当を楽しみながら、専門の職人から直接技術を学ぶことができます。参加者は、お菓子の材料を使ってオリジナルのバラの花を創作するチャンスがあり、手作りの楽しさを体感できる貴重な機会となっています。開催時間は午後12時からで、人数制限があるため、事前予約が必要です。
文化の普及と発展
源吉兆庵は、和菓子を通じて日本文化を広めることに力を入れており、その一環として本展示会を企画しました。海外店舗での成功を受けて、日本国内でもこのようなイベントを開催することにより、より多くの人々に工芸菓子の魅力を伝えようとしています。特に、ハワイで展示した際には大きな反響があったことから、南国の花や生き物をテーマにした作品を新たに発表する運びとなりました。
参加の詳細
「お菓子でつくる彩色の美 世界の花と鳥展」は、入場料が無料で、平日は午前10時から午後9時まで、土日祝日は午後7時まで開場しています。最終日の28日は午後5時に閉場しますので、訪問を検討されている方はスケジュールに注意が必要です。
特徴
- - 会場: 宗家源吉兆庵銀座本店(東京都中央区銀座7丁目8-9)
- - 展示点数: 約35点、植物約25種、鳥約10種
- - 参加費用: 工芸菓子体験教室は6480円(税込)
日本の四季や自然を感じさせる美しいお菓子の数々を観賞し、技術を体験できるこの機会をお見逃しなく。日本の文化と美を、ぜひお楽しみください。