能登の復興支援イベント『ゆるバース 2024 in 能登〜We Are のとAlone〜』
2024年11月2日(土)と3日(日)、石川県七尾市の能登歴史公園芝生広場で開催される「ゆるバース 2024 in 能登」では、能登半島の復旧・復興を目指す多様な活動が予定されています。本イベントには、大日本印刷株式会社(DNP)が後援し、monoAI technology株式会社とのパートナーシップのもと、メタバース空間を通じて参加者に新たな体験を提供します。
メタバースで参加可能な新しい形
「ゆるバース」は、東日本大震災以降の地域復興をテーマにしたイベントであり、2023年にその新たな形としてスタートしました。昨年まで続けられていた「ゆるキャラグランプリ」の流れを汲みつつ、今年も様々な地域やキャラクターが集結します。特に、今回のイベントでは物理的な現地参加が難しい市町村や団体も多いため、メタバース会場の導入が重要な役割を果たします。
このメタバース空間では、現地のイベントLIVE中継や、様々な地域のゆるキャラ紹介、さらには人気写真家・宮澤正明氏の特別写真展も開催される予定です。彼の写真展は「能登の過去・現在・未来」をテーマにしており、鑑賞者はDNPが開発した「みどころギャラリー XR型」により、三次元空間で各作品の関連性を理解しながら新たな体験ができます。
具体的なイベントスケジュール
- - 現地会場の開催日時: 2024年11月2日(土)・3日(日) 10:00~16:30
- - メタバース会場の開催日時: 2024年11月1日(金) 9:00 ~ 11月3日(日)21:00
メタバース会場のURL
公式サイトにも最新情報が掲載されていますので、ぜひご確認ください。
公式サイトURL
災害復興支援の意義
近年、自然災害が多発している中、特に今年1月には能登半島地震、9月には豪雨が見舞い、多くの方が影響を受けています。これに対し、DNPとmonoAI technologyはメタバースを通じたり、現実に近い参加環境を提供することで、コミュニケーションの新たな形を築いています。これにより、離れた場所でも現地の雰囲気を感じながら参加できる機会を提供し、地域の復興に貢献します。
今後の計画
DNPは引き続き、メタバースやXR技術を活用して地域創生や災害時の事業継続計画(BCP)の構築を支援していく計画です。「メタバース役所」などの新しいサービスも導入することで、地方自治体のデジタルトランスフォーメーション(DX)を後押ししていきます。
DNPとmonoAI technologyの背景
DNPは2021年から「XRコミュニケーション®事業」を展開しており、多世代がリアルとバーチャルを行き来できる新しい体験を提供しています。さらに、monoAI technologyは、ゲーム技術を基盤にしたメタバースイベントの提供を行い、社会に貢献する活動を展開しています。
結論
「ゆるバース 2024 in 能登」は、メタバースを駆使して地域の魅力を発信するだけでなく、災害からの復興を目指す地域住民の力を一緒に高める場となるでしょう。ぜひ、参加して能登の未来を共に感じ、応援しましょう。