越前市に新工場
2020-03-02 10:50:04

越前市に次世代全樹脂電池生産工場が誕生!新たな技術革新の幕開け

越前市に全樹脂電池の新工場が立ち上がる



2021年、福井県越前市で新たな技術革新の波が押し寄せます。それは、スタートアップ企業APBが設立する「APB福井工場」です。この工場では、次世代リチウムイオン電池として期待される全樹脂電池の製造が行われます。

APBとは


APBは、三洋化成工業株式会社と共同で全樹脂電池を開発した企業です。本社は東京都千代田区に位置し、2018年10月に設立された比較的新しい会社です。代表取締役の堀江英明氏がリーダーシップを取り、リチウムイオン電池の研究開発や製造、販売、さらにはコンサルタント業務まで手掛けています。

新工場の概要


新しいAPB福井工場は、越前市庄田町に設立され、敷地面積は約23,733㎡、延床面積は約8,628㎡です。この広大な施設で、全樹脂電池の設計と製造が行われる予定です。製造開始は2021年が目標で、将来的には地域に多くの雇用を生むことが期待されています。

全樹脂電池の特長


全樹脂電池は、その名の通り、すべての構成素材が樹脂でできています。このバイポーラ積層型リチウムイオン電池は、界面活性制御技術を駆使し、樹脂被覆された活物質を用いて電極を形成します。この独自の製造プロセスが、従来型のリチウムイオン電池と比較して製造コストやリードタイムの短縮を可能にしました。

さらに、全樹脂電池は高い異常時信頼性とエネルギー密度を実現しています。少ない部品点数で仕上げることができるため、製造工程もシンプルになります。また、樹脂によって電極の厚膜化が容易となり、大型化や形状の自由度が増す点も見逃せません。

環境への配慮


全樹脂電池は従来の電池よりも環境に優しい素材を使用しているため、持続可能な社会に貢献する可能性があります。電気自動車や蓄電池など、さまざまな分野での応用も期待されています。APBは、これによりリチウムイオン電池の理想的な形を実現することが目標です。

地域貢献


越前市に新たに設立されるこの工場は、地元経済にとっても重要な要素となります。新しい雇用を生むことで、地域の活性化が期待されています。また、最先端の技術が地元で実際に導入されることで、若者たちにも新たな挑戦の場を提供することになるでしょう。

全樹脂電池の製造を手掛けるこの工場は、未来の技術革新の一翼を担う存在として、大きな注目を集めています。今後の展開から目が離せません。

会社情報

会社名
APB株式会社
住所
東京都千代田区神田須田町1-3-9PMO神田万世橋 3階
電話番号
00-0000-0000

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