アサヒスーパードライが英国のビール品評会で最高賞を受賞！初の快挙

アサヒスーパードライが最高賞“チャンピオンビール”を獲得

アサヒビール株式会社が製造する『アサヒスーパードライ』が、英国で開催された「ブルーイング・インダストリー・インターナショナル・アワーズ2011」で最高賞である“チャンピオンビール”を受賞しました。この受賞は日本の大手ビールメーカーとして初の快挙であり、世界中のビール醸造の専門家がその味わいと品質を高く評価した結果です。

ブルーイング・インダストリー・インターナショナル・アワーズ（BIIA）について

BIIAは、通称「ビールのオスカー」とも呼ばれ、125年以上の歴史を持つ国際的なビール品評会です。毎年開催されており、世界中のビールが出品されます。今年は英国中部のバートン・オン・トレントで125周年を祝う大会が行われ、その中で『アサヒスーパードライ』は樽詰ラガー部門の金賞を受賞しました。

表彰式では、9つの部門から厳選された9つの銘柄が“チャンピオンビール”として選出されました。これにより、アサヒスーパードライはその品質と独自性を証明しました。

ビールの審査プロセス

審査は30名の専門家によるブラインドテイスティングで行われ、銘柄がわからない状態で味わいや香り、バランスなどが総合的に評価されます。この方法により、客観的な評価がなされ、多くのビールが公正に比較されます。

イギリスにおける『スーパードライ』の歴史

アサヒスーパードライは1995年にイギリスへの輸出を開始し、当初は約1万箱の販売実績を記録しました。しかし、その後の販売実績は大きく伸び続け、2004年には16万箱、そして2010年には前年比20％増の約40万箱を達成しています。さらに、樽詰ビールの取扱店数も2004年の約10店から2010年には約600店と急増しました。

この成功の背景には、シェパード・ニーム社との提携により、販売とマーケティングを一体化した戦略が影響しています。特に若年層をターゲットとしたスタイリッシュなバーでの取り扱いが増えることで、アサヒスーパードライはプレミアムビールとしての地位を確立しています。