国際調理製菓専門学校が未利用魚でフードロス対策
新潟市中央区にある国際調理製菓専門学校(学校長:椎谷一幸)は、持続可能な食文化の促進を目的に、フードロス問題に取り組んでいます。最近、調理師養成課程シェフ学科の2年生が、未利用魚を活用したお弁当を販売しました。
イベントの背景
今回の取り組みは、2025年度に包括連携協定を結んだ新潟県漁業協同組合連合会からの魚の協力によるものです。市場に出回らないサイズの魚、つまり未利用魚を積極的に活用し、料理の実践を通じて環境問題に対処することを目的としています。特に、シェフ学科のイタリア・フランス料理コース、中国料理コース、日本料理総合コース、日本料理・すしコースの学生たちがその技術を発揮しました。
未利用魚の魅力
今回使用された魚は、カナガシラ、ヒレグロ、ヒラメの3種類です。これらはサイズや形が不揃いで、通常の市場では商品として扱われませんが、それぞれの旨味を最大限に引き出すため、丁寧に調理されました。
- - カナガシラ:中国料理コースにて中華風の辛味炒めに。
- - ヒレグロ:日本料理コースでは真丈蒸しとして。
- - ヒラメ:クリームソースをかけたボンヌ風パイとして仕上げられました。
フードロスへの意識を高める教育
本校は、実践教育に力を入れており、今回の取り組みを通じて学生たちがフードロスに関する意識を高め、食材を無駄にせず生かす技術を学ぶ機会を提供しています。学生たちは食品ロスに無関心な現状を改善しようと努め、調理技術を身につけることが期待されています。
学生の声:特に中国料理コースに在籍する堀川侑亜さんは、自身の経験を振り返り「私は新潟県立海洋高等学校で漁業について学んできました。進学先で魚を有効活用し、販売につながる実習に携われて非常に感慨深く思っています。この経験を就職先で生かしたいです」とコメントしています。
学校の特色
国際調理製菓専門学校は、調理師免許や製菓衛生師、栄養士などの国家資格取得が可能な学科を持つ「食」の総合校です。実践教育や国際教育を掲げ、教育活動を推進しています。販売実習はその中で重要な役割を果たし、学生たちが現場での実践スキルを身に付ける場となっています。
未来への展望
本校では、今回のような販売実習を通じて学生たちが食の業界で活躍することを期待しています。フードロス問題の意識を育むことで、未来の食文化をより良いものにしていく一助となることを願っています。
詳細については、
国際調理製菓専門学校公式HPをご覧ください。