2024年7月14日(日)に、リーガロイヤルホテル大阪にて「第5回 日本喘息学会総会学術大会 市民公開講座」が開催されます。この講座は、「患者さんとご家族のためのアレルギーのお話」がテーマで、喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーに関する専門的な知識を提供することを目的としています。
優れた講師陣と多様なプログラム
当日は、総合司会として一般財団法人日本喘息学会の理事長である東田有智氏が挨拶を行います。続いて、荻原弘子氏の挨拶の後、プログラムがスタートします。講演では、3名の専門家がそれぞれの分野について詳しく解説します。
1. 佐野博幸氏(近畿大学病院アレルギーセンター教授)による講演では、喘息治療の最新情報が紹介され、アスリートでもできる治療法について触れられる予定です。
2. 大磯直毅氏(近畿大学奈良病院皮膚科教授)からは、アトピー性皮膚炎の治療法とともに、生活環境の整え方が伝えられます。
3. 最後に、近藤康人氏(藤田医科大学ばんたね病院小児科教授)が食物アレルギーに関する講演を行い、発症予防やアナフィラキシーの対策についても解説します。講演後には、事前に寄せられた質問への質疑応答の時間も設けてあり、参加者にとって貴重な学びの場となることでしょう。
参加申し込みと詳細情報
参加希望者は、先着250名で事前申し込みが必要です。参加費は無料ですが、事前に申込みを行う必要があります。お申込みは、こちらのフォームから行えます:
申込フォーム
事前に頂いた個人情報はこの講座の事務局業務のためのみに使用されます。
アレルギー問題への取り組み
日本では、喘息患者の人数はおよそ1000万人と推定されており、喘息死は減少したものの、未だに多くの患者がコントロールされていない状況です。一般社団法人日本喘息学会は、喘息の病態解明と治療の進歩を進めることを目指し、学術大会や市民公開講座を通じて啓発活動を行っています。
一方、一般財団法人杏の杜財団は、健康寿命を延ばし、感染症やアレルギー疾患の予防に寄与するための活動を展開しています。
この市民公開講座は、アレルギー疾患を抱えている方、またはその家族に限らず、どなたでも参加することができます。専門知識を持たない方にも理解しやすい内容が提供されるため、興味がある方はぜひお申込みください。
この機会に、アレルギーに関する知識を深め、健康な生活をサポートするヒントを得るチャンスです。