プランテックがシンガポールに新事務所を開設しアジア進出を加速

株式会社プランテック、シンガポールに新事務所開設

東京都千代田区に本社を置く株式会社プランテックが、2025年8月1日にシンガポールに事務所を設立することを発表しました。この新たな拠点は、アジア地域における事業を加速し、グローバルガバナンス体制の強化を目指すものです。プランテックは、今後シンガポールを統括会社として整備し、ASEAN市場の拡大を図る計画です。

シンガポールのビジネスにおける優位性

シンガポールは、アジアのビジネスハブとして多くの企業に支持されており、その背景には安定した政治経済環境や高度なインフラ、多様な人材があると言われています。この国への進出は、マレーシアやインドネシアを含む東南アジア各国へのビジネス拡大にとても有利です。

当社がシンガポールの大手設計事務所ID Architectsと戦略的パートナーシップを結んだのは2025年6月9日。以来、複数のプロジェクトを共同で進めており、大変期待されています。プランテックの新しいオフィス設立により、より密接な連携が可能となることでしょう。

新事務所設立の背景と今後の展開

プランテックは、社会の一員としてより良い社会の実現に寄与することを使命と考えています。この考え方は、日本国内だけでなく、グローバルな規模でも適用されます。多様性を尊重した社会の実現を目指し、さまざまな課題解決に貢献することが当社の存在意義です。

約20年前にベトナムとタイに現地法人を設立以降、ASEAN地域で豊富なプロジェクト実績を継続してきました。これまでの経験を活かし、シンガポールを拠点にさらなるビジネス展開を図ることを計画しているのです。

シンガポールは規制が明確で、ビジネス環境が整備されています。この特性を活かし、プランテックはアジア全体を見渡す統括会社を設立し、リスク管理や経営管理の支援を実践する予定です。新しい拠点を通じて、現地企業や政府機関との連携を強化し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めることでしょう。

シンガポール事務所概要

- 名称: Plantec, Inc. Singapore Branch
- 住所: SPACE CLARKE QUAY, 21 MERCHANT ROAD LEVEL#04-01 SHINGAPORE:058267
- 設立日: 2025年8月1日

プランテックについて

プランテックは、建築だけでなく、幅広いファシリティに関するソリューションを提供しています。お客様のニーズを理解した上で、建築設計を始めとした戦略立案、ブランディング、運用までの総合的な支援を行っています。

グローバル戦略としては、20年以上にわたってASEAN諸国で実績を積んできたことが強みです。2011年にベトナムで事業を開始し、2012年にはタイに現地法人を設立しました。その後、2025年2月にはメキシコにも現地法人を設立しました。シンガポール事務所が加わることで、グローバルなソリューションをさらに加速することが期待されています。

すでにベトナムのビンズン新都市の都市計画プロジェクトやトヨタ自動車の社員食堂新築プロジェクトなどにも参加しており、環境改善による社員定着率の向上も実現しています。

会社概要

- 会社名: 株式会社プランテック
- 代表者: 代表取締役社長執行役員小山直行
- 事業拠点: 東京、大阪、名古屋、仙台、福岡、シンガポール、ベトナム、タイ、メキシコ
- 事業内容: 都市計画に関するコンサルティング業務一般建築の設計監理業務、プロジェクトマネジメントに関する業務、コンストラクションマネジメントに関する業務、ファシリティマネジメントに関する業務、不動産の売買・賃貸借・仲介及び管理、イベントおよび展示会の企画・運営業務など
- HP: https://plantec.co.jp
- Instagram: https://www.instagram.com/plantec_inc
- note: https://note.com/plantec