アスリートの新たな道を切り開くミストラルの取り組み
アスリートたちは、現役引退後に新たなキャリアを模索することが求められています。そのため、株式会社ミストラルが開設したアスリートのセカンドキャリアを支援する道場が、現役を引退したアスリートの新しい生き方をサポートします。このプロジェクトは、年間2000人以上のアスリートが新たなチャレンジに挑む場を提供することを目指しています。
アスリートとデュアルキャリア支援の重要性
日本にはプロアスリートが約2000人、実業団には約2万人が存在しています。その中で、毎年10~15%もの選手が現役を引退し、社会人としての新たなスタートを切ります。アメリカやヨーロッパでは、「デュアルキャリア支援」として、アスリートが現役時代から社会での自己実現を促す支援が行われています。
一方、日本においては、平成24年に策定されたスポーツ基本計画によってこの考え方が初めて取り上げられ、現在は国家レベルで支援体制の整備が進められています。ミストラルはこの流れに賛同し、これまでのインターンシッププログラムを活用しながら、アスリートの社会人としてのスキルを磨くサポートを行います。
インターンシッププログラムの特長
ミストラルの取締役社長である江川広太氏は、自らの経験を基にしたインターンプログラムの設計にほとんどの情熱を注いでいます。江川氏は法政大学で学ぶ中で飲食業界でアルバイトを経験し、大学卒業後も同店で数年間働きました。その後、株式会社キイストンに入社し、人材コンサルタントとしてのスキルを磨きながら、昇進していきました。
江川氏はこう語ります。「アスリートの方々が経験できない社会人生活の感動や成長のストーリーを、私が提案することで彼らに役立ててもらいたい」と。彼の情熱は、インターンシップ参加者に対して必要なビジネススキルと知識を身に付けさせることを目指しています。
専門的な教材:『飲食の戦士たち』
また、ミストラルが提供するインターンシップでは、キイストンが運営するウェブコラム『飲食の戦士たち』が教科書の役割を果たします。このコラムは2008年に始まり、2022年には900回を超える記事が掲載され、業界最大級のサイトとなっています。インターン生はまずこのコラムを学び、次に新しい記事を作成するために経営者への取材活動を行います。
インターンは、取材交渉を行い、そこで生まれる数々の出会いを通じて貴重な経験を積むことができます。ミストラルのインターンシップは、リアルなビジネスの現場で経験を重ねる絶好のチャンスであり、アスリートが新たなキャリアを築くためのステップとなります。
未来に向けた支援体制
ミストラルでは、インターンプログラムを修了したアスリートに対して、就職相談や職業斡旋のサービスも提供しています。これにより、彼らのセカンドキャリアを支え、新たなスタートを切る手助けを行います。また、キャリアコンサルタントがアドバイザーとして在籍しており、職業選択や能力開発に関する幅広い相談に対応しています。
ミストラルの活動は「営業、仕事って楽しい!」というメッセージを広める一環となっており、さらに多くのアスリートが新たな夢を追いかける手助けをしています。株式会社ミストラルは、さらなる成長を遂げ、アスリートたちにより多くの希望を与える企業として邁進していきます。
会社概要
- - 代表取締役: 武田あかね、江川広太
- - 設立: 2008年8月8日
- - 資本金: 5,000,000円
- - 事業内容: 有料職業紹介事業厚生労働大臣許可13-ユ-303625
- - 公式ウェブサイト: ミストラル
- - インターンシップ情報: インターンシップ概要