家族の見守りを強化するBOCCO emoとは
ユカイ工学株式会社が手掛けるコミュニケーションロボット「BOCCO emo」は、2024年11月27日から新たに株式会社ミマモルメとの連携がスタートします。これによって、BOCCO emoはミマモルメが提供するセキュリティビーコンと連携し、お子様や高齢者の見守り機能を拡充。家族の安心をサポートします。
連携機能の概要
この連携により、ビーコンを持ったお子様や高齢者がBOCCO emoに近づくと、専用アプリをインストールしている家族のスマートフォンに通知が届きます。また、BOCCO emo自体からは、事前に設定しておいた「おかえり」といったメッセージが発話される仕組みです。これにより、遠くにいる家族でも、安心感を持ちながら日々の生活を送ることができます。
設定方法
この新機能の設定は非常に簡単です。以下のステップで行えます。
1. BOCCO emoの近くでアプリのセンサ登録画面を開く。
2. ビーコンの電池を抜いた状態から電池を挿入する。
3. 検知したビーコンと接続する。
この手軽さは、多忙な家族にとって大変助かるポイントです。
利用料金
特筆すべきは、この新機能の利用に関して月額料金が無料であることです。ただし、BOCCO emoの本体購入またはレンタル、さらに「まちなかミマモルメ」の契約が必要となりますので、事前に確認しておくことが大切です。
BOCCO emoの特徴
BOCCO emoは、単なるコミュニケーションロボットに留まりません。感情表現の豊かさを持ち、家族とのつながりを深める役割を果たします。音声メッセージのやりとり、リマインド機能、天気情報の提供、さらにはハンズフリー対話といった多彩な機能を備えています。これにより、ビデオ通話やメッセージの送受信が簡単に行えるため、家族とのコミュニケーションを円滑にすることが可能です。
さらに、BOCCO emoはスマートフォンと連携する専用のアプリを提供しており、家族内でのメッセージのやりとりやセンサの反応を簡単に確認できます。外部サービスとのAPI連携を通じて、さまざまな生活支援が可能となっており、日常生活の中での安心感を大きく向上させる要素となっています。
ミマモルメの提供するサービス
ミマモルメもまた、「あんしん」サービスをはじめとする多様なサービスを展開しています。特に注目すべきは、学校への導入が進んでいる「登下校ミマモルメ」です。ICタグを持ったお子様が校門を通過すると保護者に通知が届くシステムで、全国26都府県の1,870校で導入されています。また、緊急時には学校側からの通知が即座に届けられます。
さらに、GPSサービスによって親は子どもの位置情報を確認できるほか、保育園や幼稚園向けのSaaS「登降園ミマモルメ」によって、園児の登降園情報の管理が自動化されています。
まとめ
BOCCO emoとミマモルメとの連携は、家族の見守りを一層強化し、より安心で便利な生活を提供するものです。両社の取り組みにより、家族の絆が深まり、全世代を通じて安心感を強化する新しい未来が開かれることが期待されています。それぞれのサービスを活用することで、より豊かな生活を実現していけることでしょう。
【公式サイト】
BOCCO emo |
ミマモルメ