岡山大学が国連貿易開発会議のプログラムを開催
2024年11月20日、岡山大学は国連貿易開発会議(UNCTAD)との共同プログラム第二陣として、ボツワナ出身の若手女性研究者を迎え、那須保友学長との表敬訪問が行われました。本プログラム「途上国からの若手女性研究者のための共同研究・研修コース」において、岡山大学は途上国からの新しい才能を育成しています。
訪問者には、副学長の横井篤文教授と指導教員の本田知之教授も同行し、若手研究者は自身の研究テーマや成果について紹介しました。那須学長は、彼女たちの努力を称え、岡山大学での取り組みを共有しながら大いにエールを送りました。
文化交流と学びの場
ランチミーティングでは、グローバル人材育成院のハルミルザエヴァ・サイダ准教授も参加し、参加者同士のさらなる交流が深まりました。食事を囲みながら、研究に対する情熱や文化について語り合うことで、国際的なつながりがより強化されました。
その後、若手研究者たちは岡山の歴史や文化に触れるために、岡山城と後楽園に足を運びました。この体験を通じて、日本の伝統的な着付けやお抹茶体験をいかし、異国での学びを深めました。
国際的な共創の未来
岡山大学は、UNCTADと2019年に締結した包括連携協定のもと、SDGs達成に向けた人材育成に取り組んでいます。これは、世界で初めての試みであり、途上国からの若手女性研究者を対象にしたプログラムが結実しています。
毎年、アフリカとASEAN諸国から若手女性研究者を招き、2週間から1カ月にわたる共同研究や研修を実施しており、次世代の科学者や研究者たちを育む場となっています。
今後も岡山大学は、国連の持続可能な開発目標(SDGs)を支援しながら、国際社会と連携を深め、科学技術の革命的な進展を促進していく所存です。その活動は、国内外に新しい知見や感動を与え、地域に根ざした特色ある大学として確立されていくでしょう。
このような取り組みの一つとして、近年始まったプログラムは、世界の人材育成に大きく貢献することが期待されています。岡山大学の今後の活躍に目が離せません。
結論
国際的な枠組みの中で、岡山大学が牽引する若手女性研究者支援プログラムは、持続可能な開発目標の達成に向けての重要な一歩です。この交流を通じて、岡山大学はますます国際的なハブとしての役割を果たしていくことでしょう。