介護と認知症問題に立ち向かう新サービス「みんなのあんしん100年プロジェクト」始動
日本の介護と認知症の問題が深刻化する中、朝日生命は新たに「みんなのあんしん100年プロジェクト」を立ち上げました。このプロジェクトは、2026年4月に開始され、介護・認知症領域における社会課題を解決することを目指しています。これに向け、朝日生命はBIPROGYとケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズの支援を受け、事業構想から新しいサービスの開発、ポータルサイトの構築まで、一貫したサポートを提供してきました。
介護認知症における深刻な課題
現在、日本では約700万人が要支援・要介護認定を受けており、この数は2030年には約950万人に達すると予想されています。また、軽度認知障害を持つ高齢者が増加し、認知症の影響で資産が凍結されるケースが多発しています。この問題は、家族が仕事をしながら介護を行う「ビジネスケアラー」においても影響を及ぼし、経済損失は2030年には9兆円を超えると見込まれています。これらの現実に直面し、朝日生命は介護の悩みは金銭的な保障だけでは解決できないとの認識に立ち、総合的な介護ソリューションを提供することを決定しました。
「みんなのあんしん100年プロジェクト」の概要
このプロジェクトでは、早期の気付きから財政サポート、家族へのケアまで、包括的なサポートを提供することを目指しています。具体的には、専用のポータルサイト「みんなのあんしん介護認知症ナビ」を通じて、ユーザーが様々な情報やサポートを受けられるようにしています。加えて、営業職員による伴走型のフォローを通じて、「介護・認知症のことなら朝日生命に相談すれば安心だ」と感じてもらうことが狙いです。
BIPROGYとケンブリッジの支援内容
BIPROGYとケンブリッジは、プロジェクトの構想からポータルサイト開発まで、ワンストップでの支援を行っています。特に、データエコシステムの構築においては、分散型企業間データ流通基盤「Dot to Dot」の活用により、複数の事業者間でのデータ連携を安全に行える仕組みを提供しています。これにより、利用者の個人データを安心して活用できる環境を整えています。
プロジェクトの具体的な支援内容
1.
プロジェクト構想のゼロからの共創: BIPROGYは、企業間のデータ連携を目的とした新規事業開発プロジェクト「DiCE」において、介護・認知症エコシステム構想を共に実現してきました。
2.
データエコシステムの活用: BIPROGYは、これまでの経験と知見をもとに、社会課題解決のための支援を行っています。この取り組みでは、複数の事業者がデータを連携し、利用者に対して新たな価値を提供する仕組みが採用されています。
3.
プロジェクトの遂行と品質管理: ケンブリッジは、朝日生命だけでなく、多岐にわたる外部連携先との協力のもと、プロジェクト管理ノウハウを活かして円滑な推進を実現しています。
未来に向けた取り組み
BIPROGYはグループ全体で、このエコシステム構想の推進や他企業との共創を進め、さらなる社会課題解決に貢献していく考えです。また、ケンブリッジは独自の方法論「Cambridge RAD」を活用し、各社との協力を通じて事業創出に向けた変革を支援します。
この「みんなのあんしん100年プロジェクト」は、介護と認知症問題に対する新しいアプローチを提供し、社会全体に良い影響を与えることが期待されています。