教育現場に新たな感動をもたらす研修
埼玉県杉戸町にある特定非営利活動法人日本社会福祉事業協会では、質の向上を目指して定期的な職員研修を実施しています。この度、エンジニアから保育の専門家へと転身した木村利行先生が講師として招かれ、参加者にとって忘れられない時間となりました。
今回は、木村先生提供の療育記録のVTRを元にした研修が行われました。VTRには、様々な課題を持つお子さんたちが、療育を通じてどのように成長していったのかが記録されています。初めは不安そうな表情をしていたお子さんたちが、どう成長し、徐々に笑顔や自信を見せるようになったのか、その過程は観る者すべてを魅了しました。
木村先生の深い知識と温かいアプローチ
木村先生は、長年の経験を基に、VTRの様々なシーンにおけるお子さんの行動の意味を解説し、それに対する最適な支援の方法やアプローチを丁寧に説明しました。この温かいまなざしと、具体的な指導法は、職員全員に大きなインスピレーションを与えました。
研修の中で特に印象的だったのは、お子さんたちの驚くべき成長の様子でした。VTRに映し出された、困難を乗り越え自信を持つ姿に、会場は感動の嵐。涙を流す職員もおり、成長の可能性を信じる力を再認識する瞬間となりました。
小さな変化を大切に
この研修を機に、日本社会福祉事業協会の職員は、お子さんの小さな変化を見逃さないこと、個々の特性に合わせたサポートの重要性を再認識しました。そして最後に木村先生は、常にお子さんの可能性を信じ続けることの大切さを強調。これからの療育活動において、職員一同がこの教えを生かしていく決意を固めました。
終わりに
今後も、日本社会福祉事業協会では質の高い療育を実現するべく、研修や教育活動を続けていく方針です。木村先生からいただいた貴重な経験と知識をもとに、今後も子どもたちの成長を支えていく活動を展開していく所存です。地域の子どもたちが、いつでも、いつまでも、安心して成長できる場を提供するために、全職員が手を取り合い努力してまいります。