現役介護職員が魅せる新しい介護の形『第3回介護ってエンタメだ！』

新しい介護の形を示した『第3回介護ってエンタメだ！』

2025年7月12日、神奈川県横浜市のかながわ労働プラザにて、介護業界の新たな可能性を探る体験型イベント『第3回介護ってエンタメだ！』が開催されました。今回のイベントは、現役の介護職員たちが主役になるファッションショーを中心に、多くの感動と刺激を生み出しました。

輝きの瞬間、ファッションショー

このイベントのハイライトは、何と言ってもファッションショーです。普段は介護の現場で働く職員たちが、華やかな衣装に身を包み、堂々とした姿でランウェイを歩く様子は圧巻でした。「介護職員だって輝いていい」というメッセージは、観客に深い印象を与え、心の底からの拍手を引き起こしました。彼らの姿は、介護に従事するすべての人に勇気と希望を与えるものであり、介護のイメージを一新させる力を持っていました。

業界トップによる熱いトークセッション

イベントの後半では、介護業界において非常に大きな影響力を持つ3名の講師が登壇しました。彼らは自身の経験や視点から「介護の未来」と「人の生き方」について熱く語り、参加者たちを魅了しました。登壇者は以下の3名。

- 森崎のりまさ氏（ポジティブハッピーランド代表）

著書『退職者を出さない管理者が必ずやっていること』で知られ、介護現場でのポジティブな取り組みを把握しています。

- てっちゃん先生☆（SK）（株式会社てっちゃん代表取締役）

心のケアができる介護士を育成し、人間愛溢れる介護を提唱しています。

- 髙橋まちゃぴろ氏（株式会社晃希代表取締役）

「介護福祉業界の革命家」として知られ、介護のイメージを変えるべく広く活動しています。

講師陣は、特に「介護＝しんどい、つらい、地味」という固定観念を打破し、「介護ってかっこいい」「介護には夢がある」という新たなメッセージを力強く発信しました。その言葉は、参加者たちの心に新しい視座を与えました。

次回は関西にて

来年5月には、形を変えて関西での開催が予定されており、介護業界と地域社会をつなぐ重要な架け橋としての役割を果たすことが期待されています。このイベントは福祉業界の未来を示す重要なプラットフォームとなることでしょう。

概要

- イベント名: 第3回介護ってエンタメだ！
- 日時: 2025年7月12日（土）開場13:30 開演14:00 終演17:30
- 会場: 神奈川県立かながわ労働プラザ3階多目的ホール（横浜市中区寿町1丁目4番地）
- 主催: 第3回介護ってエンタメだ！実行委員会代表鈴木めぐみ

鈴木めぐみさんの思い

実行委員会の代表、鈴木めぐみさんは自身の両親をダブルで介護する日々の中で、ファッションによって心が救われた経験があります。「あなたが来ると明るくなる」という言葉が彼女の心に響いたことで、年齢や性別、障害の有無を問わず自由に自己表現できる場を提供したいと始めたのがこのイベントです。笑顔と勇気を届けるために彼女は奮闘しています。

ファッションは人を元気にする力があるという信念のもと、鈴木さんはウォーキング指導やファッションコンサルも行っており、今後もその活動を充実させていくことでしょう。