改正建設業法に基づく労務費の基準について
国土交通省が11月6日(水)、中央建設業審議会の労務費の基準に関するワーキンググループ(第2回)を開催します。この会合では、改正建設業法に基づく労務費の基準について重要な議論がなされる予定です。
労務費基準の重要性
建設業において労務費は、工事費用の中でも大きな割合を占め、適切な基準がないと労働者の生活や労働環境に悪影響を及ぼしかねません。その為、中央建設業審議会では労務費の基準を策定し、実施を推進することが求められています。
ワーキンググループの設置背景
先日、労務費に関する基準を策定するために、中央建設業審議会にワーキンググループが設置されました。このグループは、建設業に従事する労働者に対しておける労務費の適正化を目指しています。第2回目となる今回の会合では、前回の議論を引き継ぎ、さらに具体的な議題が取り上げられます。
会合の日程と場所
- - 日時:令和6年11月6日(水)10:00~12:00
- - 場所:中央合同庁舎第3号館 10階 共用会議室(東京都千代田区霞が関2-1-3)
議題
今回の会合で予定されている議題は以下の通りです。
1. 労務費の基準の実効性確保策の全体像について
2. 労務費の基準の作成方法の暫定方針について
これにより、実施される労務費の基準が現場でどのように機能するか、その実施可能性が議論される予定です。
傍聴について
会合は傍聴可能ですが、座席数に制限があるため、事前の登録が必要です。傍聴を希望される方は、11月5日(火)の12:00までに国土交通省の指定する登録フォームから申し込みを行ってください。また、取材を希望する方に関しては、カメラ撮りは議事に入る前の冒頭のみ可能です。
会議資料の公開
会議で使用される資料は、会合後に国土交通省の公式ウェブサイトに公開される予定です。最新の情報を得たい方は、公式サイトのチェックをお勧めします。
お問い合わせ先
国土交通省の問い合わせ先は、次の通りです:
- - 電話番号:03-5253-8111(内線24829、24866)、直通03-5253-8281
- - 担当者:石井、曽根原
改正建設業法に基づく労務費の基準制定に向けたこの会合は、今後の建設業界にとって非常に重要な一步となります。適正な労働環境と労務費の確立へ向け、今後の議論に注目が集まります。