SDGsを意識した新酒
2026-01-29 14:50:50

関西大学の学生が展開するSDGsに基づいたアルコール飲料の全貌

関西大学の学生が展開するSDGsに基づいたアルコール飲料の全貌



関西大学の商学部と社会学部のゼミが、伊藤忠食品株式会社と株式会社ライフコーポレーションとのコラボレーションで新しいアルコール飲料を開発しました。これは、持続可能な開発目標(SDGs)を視野に入れ、若者をターゲットにした飲料の創出を目指した取り組みです。具体的には、クラフトビール「Beerletter(ビアレター)」と缶チューハイ「トトノワール」の2種類が提案されています。

企画の背景と目的


日本では特に、食品ロス問題や飲酒習慣の変化に伴い、若者の酒類消費が減少する傾向があります。このような状況を打破するため、学部の垣根を越えて、学生たちは共同して新しい商品開発を行いました。

この取り組みでは、消費者心理学の知見とマーケティングの技術を融合させ、ユーザー目線で魅力的な商品を生み出すことを目指しました。その結果、計6種類の飲料案が提案され、厳しい選考を経て2つの商品が採用されました。これらの商品は廃棄される規格外食品を使用することで、サステナブルな酒類開発にも貢献しています。

商品紹介


Beerletter(ビアレター)


このクラフトビールは、「コト消費」に着目し、体験的価値を重視した商品です。パッケージデザインには特に工夫が凝らされており、贈り物としても使えるようにメッセージを添えて送ることが可能です。ビールの苦味が苦手な人でも楽しめるように、苦さ控えめのIPAが採用されており、華やかなピンク色のデザインがパーティーシーンにもぴったりです。

  • - 容量: 350ml
  • - 価格: 398円(税込437円)
  • - 度数: 5%

トトノワール


この缶チューハイは、昔のフルーツ牛乳の味わいを再現したもので、リンゴ果汁が使用されています。あえて「風呂上がり」のシーンを限定することで他の商品との差別化を図り、懐かしさを感じさせるパッケージデザインが特徴です。若者のレトロブームを意識した商品づくりがされています。

  • - 容量: 350ml
  • - 価格: 138円(税込151円)
  • - 度数: 3%

販売戦略と評価


この取り組みでは、売上促進のためにSNSや店頭でのイベントを活用しました。特に1月10日と11日には西宮原店で店頭販売を行い、事前に制作したPR動画や販促グッズを用いて消費者の注意を引きました。ゼミ生たちは統一の法被を着用し、来店者の関心を高める努力をしました。

Beerletterの販売実績は431本、トトノワールは481本に達し、特に若年層の購入率が高まったことが確認されました。これは若者における飲料消費を増加させる成功の証とされています。

ゼミ生の声


池内ゼミの中島剛大さんは、「このプロジェクトは、廃棄される果物を活用しながら、消費者心理を学び、若年層の酒類消費を促進するものです。西岡ゼミと連携し、SDGsを追求しつつ産業界の発展にも寄与できるよう努めます」と述べています。

本企画を通じて、関西大学の学生たちは、実際に市場に応じた商品の開発だけでなく、持続可能な未来にも貢献する意義を見出しています。これからの商品展開に期待が寄せられます。


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会社情報

会社名
学校法人関西大学
住所
大阪府吹田市山手町3丁目3番35号
電話番号
06-6368-0007

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