ぷらっとホーム、Web3事業化準備室を設置
2024年12月20日、ぷらっとホーム株式会社(証券コード:東証スタンダード6836)は、新たに「Web3事業化準備室」を設置したことを発表しました。この準備室は、企業のWeb3事業推進を目的としており、さまざまな実績をもとにした大胆な取り組みが期待されています。
ぷらっとホームは、2018年からブロックチェーン技術をIoTに応用する特許を複数取得。さらに、慶應義塾大学SFC研究所との共同研究を通じて、Web3に関する基礎研究を行い、その積み重ねが今回の準備室設立に至りました。今年度も日本酒の品質管理と物流コスト削減を目指す実証プロジェクトに取り組んでいて、これにより真空技術やIoT、Web3技術の融合が進められています。
昨年度には、日本酒の輸出拡大を目指してWeb3技術を活用したプロジェクトが実施され、その成果として現実資産を記述するための新しいトークン「ThingsToken ™」が開発されました。このトークンは、さまざまな実世界の資産に連携させることが可能で、今後の活用が期待されています。
今回設立された準備室では、事業計画や収益モデルの策定に取り組むほか、法的な調査や事業会社設立に関する準備も進めていくとのことです。これにより、Web3事業の本格的な展開が視野に入ってきており、業界内外からの注目が集まります。
ぷらっとホームは、マイクロサーバーやIoTゲートウェイの製造・販売を手掛ける企業で、1993年の創業以来、Linuxサーバー分野でのパイオニアとして知られています。ベースとなる超小型Linuxサーバー「OpenBlocks®」は多くの業界で採用されており、現在も技術革新を追求しています。
新たな展開の可能性
ぷらっとホームは、以前からWeb3関連技術の開発に取り組み、実証事業も行ってきました。この準備室の設立により、企業の戦略がさらに明確化され、様々な領域への応用が期待されます。IoT技術とWeb3を結びつけることで、より効率的で画期的なシステムの構築が進むでしょう。
今後、ぷらっとホームがWeb3技術をどのように実際のビジネスに活用し、その成果を上げていくか注目したいところです。
本発表に関する問い合わせは、ぷらっとホームのセールスマーケティング課までご連絡ください。問い合わせ先:pr@plathome.co.jp。
ぷらっとホームは、日本国内においても革新を続け、今後も技術の最前線をリードしていくことを目指しています。これからの展開に期待が高まる中、業界の動向にも目が離せません。