株式会社ファミリーネット・ジャパン(FNJ)が取得した「えるぼし」認定
株式会社ファミリーネット・ジャパン(FNJ)は、女性活躍推進法に基づく「えるぼし」認定の最高位を取得したことを発表しました。この認定は、女性の職業生活における活躍を促進する法律のもとで設定されており、特に優れた企業に与えられるものです。 FNJは、採用や継続就業、労働時間の柔軟性、女性管理職の割合、多様なキャリアパスの提供という評価基準全てを満たしており、これが今回の評価に繋がりました。
女性管理職比率の向上
特に注目すべきは、FNJにおける女性管理職の比率が2024年度には20%に達する見込みである点です。これは情報通信業界全体の平均が10.7%であることを考えれば、非常に高い数字です。また、部長職の女性比率が2025年8月には40%に達すると予測されており、性別にかかわらず多様なリーダーシップが促進されています。
100年成長の目標とサポート施策
FNJの経営ビジョンは「インフラサービスと先進の技術を通じて、100年成長し続ける会社」です。これを実現するためには、まず社員が安心して働ける環境の整備が不可欠です。そのため、以下のような施策を推進しています。
1.
ライフイベントとの両立支援:育休復帰支援や、短時間勤務制度を設けており、育児と仕事の両立を支援しています。
2.
休暇制度:子供の看護などの理由での休暇取得を認めるだけでなく、入園式や運動会などの重要な行事への参加も支援しています。
3.
柔軟な働き方:フレックスタイム制や在宅勤務など、多様な働き方が可能な制度を取り入れ、社員が自分のライフスタイルに合わせて働きやすくしています。
4.
研修制度:育児や介護に関する理解を深めるための研修や、キャリアアップの研修も実施しており、様々なライフイベントにフレキシブルに対応できる人材を育成しています。
5.
男性の育休取得推進:家庭での役割分担は女性だけの課題ではなく、男性の育児参加も非常に重要です。そのため、男性社員の育児休業取得を積極的に推進しており、2024年度には男性育休取得率が60%を超える見込みです。
FNJの企業文化
FNJの社風は、性別に関係なく社員一人ひとりの意見を尊重し挑戦を続ける文化が根付いています。これは、相互の感謝や信頼関係を構築し続けることで培われてきました。
今回の「えるぼし」認定を受けて、FNJはさらなる成長を目指しています。次の段階として、子育て支援企業の証である「くるみん」認定の取得へ向けた取り組みも進めています。今後も多様な人材が自身の能力を最大限に発揮できる環境を整備し、誰もが自分らしく働ける企業を目指す姿勢を貫いていくでしょう。
参考:えるぼし認定とは
「えるぼし認定」は、女性活躍推進法に基づき、企業が女性の活躍推進に関する行動計画を策定し、その内容が一定の基準を満たす場合に厚生労働大臣から認定を受ける制度です。評価項目は、採用・継続就業・労働時間や働き方・管理職比率・キャリアコースの多様性の5つで、全てをクリアした企業には、認定の最高レベルも与えられます。