株式会社ラルズネットが新システム『新ラルズマネージャー』をリリース
2025年6月30日、北海道函館市に本拠を置く株式会社ラルズネットが、物件登録システム『ラルズマネージャー』の大幅なリニューアルを発表しました。この改修は、3年という長い歳月をかけて行われ、全国の3,400社以上の不動産企業から寄せられた声を反映したものです。
開発の背景
現在、地方の不動産会社は遭遇している人手不足に悩まされ、日常業務に忙殺されています。そのため、付加価値を生み出しにくい状況が続いています。そのような背景を受けて、ラルズネットは「more fast」というコンセプトのもと、ユーザーの手間を大幅に軽減することを目指しました。
特に、動作スピードは従来の約3倍に向上しており、スマートフォンへの対応も順次進めているため、外出先からでも物件の反響対応や更新が行えるようになります。
人気の機能
新しい『ラルズマネージャー』には、以下のような多彩な機能があります:
- - カンタン物件登録機能:ほぼクリックだけで物件を登録できます。
- - 自動アドバイス機能:高品質な物件登録が可能。
- - 反響改善点の自動表示:反響を増やすための改善点を提示します。
- - チラシ印刷機能:ユーザーが直接編集できるチラシ印刷が可能です。
- - バーチャルホームステージング:物件写真の魅力を最大限に引き出します。
- - 『ラルズアド』機能:他社の情報に埋もれず、反響率をアップします。
また、物件写真はドラッグ&ドロップでまとめて登録できるほか、物件登録中に画面が消えても安心な設計がされています。さらに、ユーザーはどの画面からでも高速に物件検索ができるため、業務の効率化が図れます。
開発への想い
代表取締役社長の鈴木太郎氏は、開発の狙いを次のように語っています。「お客様が使うシステムをゼロから作り直すべきだ」との提案が、システム刷新の端緒となりました。これまでのシステムが時代に取り残されている中、約1,000社が利用する基幹システムを刷新するには、3年以上と多くの資金が必要でした。しかし、鈴木氏は未来への確信を持ち、この挑戦を選ぶ決断をしました。
開発チームは、泥臭い日々を乗り越え、情熱を持って新システムの開発に取り組みました。その結果、ユーザーの多様なニーズに応える新『ラルズマネージャー」が完成しました。今後は、バーチャルホームステージング機能や長期修繕レポート作成機能、そしてAIを搭載した社内ポータル機能が搭載される予定です。
今後の展望
ラルズネットは、今後も「中小企業のための生産性倍増プラットフォーム」の実現を目指して努力を続けます。この新しいシステムは、不動産業界の業務をより迅速かつ効率的に行えるようサポートし、企業の成長に貢献することでしょう。
最後に、開発に携わった全てのスタッフや協力していただいた加盟店の皆さまに感謝の意を表します。これからも価値あるサービスの提供に努めて参ります。
会社概要
- - 会社名:株式会社ラルズネット
- - 代表者:鈴木 太郎
- - 本社所在地:北海道函館市桔梗町379-18 函館テクノパーク内
- - 創業 / 設立:2001年4月1日 / 2003年1月27日(法人化)
- - 事業内容:不動産情報サービス事業、インターネット広告メディア事業、WEBサイト企画・デザイン事業、経営コンサルティング事業など
- - HP:ラルズネット公式サイト