モネと民藝の美
2025-05-14 10:55:10

新緑の美術館で楽しむモネの名作と民藝の魅力

新緑の美術館で、モネと民藝の魅力を体感



京都の大山崎に位置するアサヒグループ大山崎山荘美術館は、その美しい自然環境と共に芸術を楽しむことができる貴重な場所です。この美術館は、関西の実業家・加賀正太郎によって大正から昭和にかけて建設された英国風洋館「大山崎山荘」を本館としており、約5500坪の庭園には四季折々の風景が広がっています。

美術館の庭園と新緑の魅力



特に5月になると、庭園の池では色とりどりのスイレンが開花し、訪れる人々を魅了します。新緑が眩しい季節は、美術館の静かな環境の中でリラックスしながら、アートと自然を同時に楽しむ最高のタイミングです。さらに、庭園には茶室やレストハウスなど、登録有形文化財にも指定された建物が点在し、訪れる人々に歴史と文化を感じさせてくれます。

モネの《睡蓮》との出会い



美術館の新館「地中の宝石箱」では、クロード・モネの代表作《睡蓮》が常設展示されています。モネの作品は展覧会ごとに異なるため、いつ訪れても新たな発見があります。美術館の静寂の中で観る《睡蓮》は、まるで自分自身がその一部となったかのような感覚を与えてくれます。特に、青々と茂った新緑とのコントラストは実に美しく、心を豊かにしてくれる空間です。

民藝の美しさを探る



美術館では、ただの名画だけでなく、民藝に関連する作品も多数展示されています。民藝運動の支援者であった山本爲三郎のコレクションを通じて、地域や職業を超えた多様な人々の関わりを感じることができます。特に、個性豊かな9人の作家の作品に焦点を当てた企画展が行われており、彼らの連関を示す新たな視点を提供しています。これにより、民藝の歴史とその魅力をより深く理解することができます。

企画展「つながる民藝 縁ぐるり」



現在開催中の企画展「つながる民藝 縁ぐるり ー山本爲三郎コレクションより」では、時間をかけて集められた貴重な作品を通じて、作家たちの関係性や共通点を探ります。この展覧会は、民藝の言葉が誕生してから100年を迎える記念すべきものであり、作品を通じて多くの人々のつながりが浮かび上がります。

ティータイムも楽しめる



美術館本館の2階には喫茶室があり、室内とテラスからの雄大な眺望を楽しみながら、ゆったりとした時間を過ごせます。テラス席では、男山や京都南部の山々を望むことができ、美しい自然を背景に特製のスイーツやドリンクを味わうことができます。企画展にちなんだオリジナルスイーツも楽しめるため、ぜひ立ち寄ってほしいスポットです。

このように、アサヒグループ大山崎山荘美術館は、自然、アート、文化が融合する特別な場所です。新緑に包まれた美術館で、心穏やかなひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。


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会社情報

会社名
アサヒグループ大山崎山荘美術館
住所
京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3
電話番号
075-957-2364

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