貝印株式会社がAIレビューサービス「LegalForce」を導入!契約書審査の効率化と知識向上を実現
グローバル刃物メーカーとして知られる貝印株式会社が、AIレビューサービス「LegalForce」を導入したことが明らかになりました。LegalForceは、株式会社LegalOn Technologiesが提供するサービスで、契約書レビューを効率化し、法務知識の向上を支援するAIツールです。
貝印株式会社では、グループ会社の契約書審査を3名で対応していましたが、近年は契約書の件数が増加し、限られたリソースでの対応が課題となっていました。特に、経験の浅いメンバーへのOJTに十分な時間を割けないことが大きな問題点でした。
そこで導入されたのが「LegalForce」です。LegalForceは、豊富なひな形と英文契約書への対応、弁護士監修による品質の高さ、Word上での操作可能な点が評価され、導入が決定しました。
LegalForce導入による効果
LegalForce導入によって、貝印株式会社は以下のような効果を実感しています。
新人社員の知識向上: 契約書を修正する際の根拠や法律策定の背景、関連情報が表示されるため、新人社員は知識を深め、理解を促進できます。
業務効率化: 条文の解説が充実していることで、事業部からの相談にも自信を持って対応できるようになりました。情報のリサーチ時間も短縮され、業務効率化にもつながっています。
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心理的な負担軽減: 契約審査にかかる時間が大幅に削減されたことで、事業部からの短納期の依頼にも早期に対応できるようになり、心理的な負担が軽減されました。
貝印株式会社について
貝印株式会社は、カミソリやツメキリ、ハサミ、包丁、医療器、工業用刃物など、幅広い刃物を製造・販売している企業です。創業は1908年と長い歴史を持ち、現在ではグローバルに事業を展開しています。
LegalOn Technologiesについて
LegalOn Technologiesは、AIを活用した法務サービスを提供する企業です。2017年に設立され、弁護士出身のメンバーが中心となって、AI法務プラットフォーム「LegalOn Cloud」を開発・提供しています。LegalOn Cloudは、契約書レビュー、契約書管理、法務知識共有など、法務業務を全方位でカバーするサービスです。
まとめ
貝印株式会社のLegalForce導入は、企業におけるAI活用による法務業務の効率化と知識向上を促進する事例と言えるでしょう。今後、AIを活用した法務サービスの導入はますます進むことが予想されます。