スペースシードホールディングス、シンガポールの144 Venturesと資本提携を発表
2024年8月、スペースシードホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:鈴木健吾)は、シンガポールを拠点とする144 Ventures Pte.Ltd.(代表:Chia Shu Sheng)の発行済み株式の一部を取得し、資本参画したことを発表しました。この提携により、両社はグローバルなアントレプレナーの支援において協力関係を強化していく方針です。
スペースシードホールディングスは、「SFをノンフィクションにする」というミッションのもと、新たな技術の探索、スタートアップへの投資、大学との共同研究を通じて、様々な社会課題の解決に挑戦しています。特に、宇宙で居住可能な技術の開発を目指し、様々なステークホルダーとの連携を深め、科学とナラティブを基にした社会への対話を進めていく計画です。
144 Venturesとは?
144 Venturesは、「144年続くベンチャーをつくる」という理念のもと、持続可能な世界を形成することを目指した企業です。2024年8月27日には、旧社名のGlocalink Singapore Pte. Ltd.から144 Ventures Pte. Ltd.へと改名し、新たにスタートしました。これは、支援対象を拡大するための重要なステップであり、持続可能なビジネスモデルの創出を目指しています。
144 Venturesは主にフード・アグリテックに注力し、特に東南アジア地域におけるスタートアップの育成に力を入れる方針です。2019年の設立時には、農業の持続可能性に対する国際的な関心が高まる中で、農業や食品安全保障に焦点を当てた事業を展開してきました。
Chia Shu Sheng(Ambrose)氏の紹介
144 Venturesの代表を務めるChia Shu Sheng氏は、南洋理工大学にてテクノプレナーシップとイノベーションの修士号を修得し、さまざまな教育機関での経験を活かし、特にコミュニティ構築とエコシステム育成に熱心です。彼は、社会に貢献する持続可能なビジネスの構築を志向し、研究者や起業家との協力を通じて、イノベーションを推進する役割を果たしています。
今後の展望
スペースシードホールディングスは、144 Venturesとの提携を機に、アントレプレナー支援をより一層強化し、持続可能なビジネス構築への貢献を目指すとともに、宇宙関連の技術革新を進めていく意向です。今後も新たなサービスやプロダクトを提供し、社会課題に対する解決策を提示していく考えです。
この資本提携は、日本国内外のスタートアップにとって非常に嬉しいニュースであり、今後の展開が注目されています。スペースシードホールディングスと144 Venturesの連携により、持続可能な未来に向けた新たな道が切り拓かれることを期待しましょう。