フリーランスエンジニア調査結果のご紹介
2026年7月、エン株式会社が運営する『フリーランススタート』から新たな調査結果が発表され、フリーランスエンジニアの現状が浮き彫りになりました。報酬相場や職種別のトレンドについて、詳しく見ていきましょう。
平均単価と案件数の概況
7月のフリーランス案件の月額平均単価は
78.4万円です。これは、2026年7月末時点での掲載案件数が
435,426件であることから、広範なエンジニアリングニーズを反映しています。また、最高単価の職種は「AIエンジニア」であり、なんと
250万円という高水準を記録しました。
このように、フリーランスエンジニアの市場は依然として強い需要に支えられており、特に専門的なスキルを有する人材は引き続き求められています。
職種別の単価分析
職種別で見ると、特に目を引くのは「コンサルタント」です。この職種の平均単価は
108.7万円で、前月比で
1.4万円(1.3%増)上昇しています。最近のDX(デジタルトランスフォーメーション)や生成AIの導入に伴い、自社での対応が難しい領域でのフリーランスコンサルタントの需要が高まっていることが、この上昇の要因と考えられます。
他の職種でも、エンジニアリングマネージャーやプロダクトマネージャーの単価にも変動が見られ、特にプロダクトマネージャーは
+2,0万円(2.1%増)と好調です。
開発言語のトレンド
開発言語別に見てみると、注目すべきは「Rust」です。この言語の平均単価は
84.9万円で、前月から
0.3万円(0.4%増)の上昇が確認されています。これに対して、「Go言語」と「Ruby」は小幅な下落を記録しましたが、それぞれの言語は安定した需要を保っており、順位は変わっていません。
Rustの上昇は、高い安全性と効率的な処理速度が特に求められる分野において使用されていることから、成長の一因であると言えるでしょう。
常駐とリモート案件の比較
リモート案件の掲載比率は
38.4%に達し、報酬額の差は僅か
3.6万円(常駐案件が76.0万円、リモートが79.6万円)で、リモート案件の方が高い結果となりました。これにより、多くのエンジニアがリモートでの働き方を志向している現状が明らかになっています。
今後の動向
エン株式会社では、今後もフリーランスエンジニアの案件獲得支援サイトとして、報酬相場に関する情報を継続的に分析し、更新していく予定です。フリーランス市場でのスキルや知識が求められる中で、エンジニア自身も自身の価値向上に努める時期に来ているのかもしれません。
最後に、調査結果やレポートに関しては、事業者様の宣伝や商業活動での使用は禁止されていますのでご注意ください。
まとめ
2026年7月のフリーランスエンジニア市場は、コンサルタントやRustなど、需要が特に強い職種や言語が浮き彫りにされました。ニーズの変化に従い、自身のスキルをアップデートすることがフリーランスエンジニアにとって重要な戦略となるでしょう。