ポップアートブランド『tokidoki』と神戸蒸溜所が共同で開発した新しいウイスキー「PURE MALT WHISKY -望み-」の発売が決定しました。この商品は、イタリア出身のデザイナーシモーネ・レーニョ氏が手掛ける魅力的なパッケージデザインにも注目です。
ウイスキーは、厳選した3年以上熟成されたスコッチモルト原酒を使用しています。さらに、神戸の風土で17ヶ月の追加熟成を経て、美しい香りとコクのある深い味わいに仕上がっています。特に、ミズナラ樽で追加熟成を行っているため、独自の風味が楽しめる逸品です。
シモーネ・レーニョ氏は、2025年の大阪万博イタリア館やバチカン館のマスコットデザインを手掛けるなど、グローバルに活躍するアーティストです。彼がデザインしたパッケージには桜や兜といった日本の伝統文化が取り入れられており、見る者を惹きつける視覚的な楽しさも感じられます。細部までこだわったデザインは、まさに五感を満たすアートとなっています。
また、ウイスキーの割水には、兵庫県神河町から湧き出る名水を用いているため、口に含んだ瞬間に感じるまろやかさが特徴的です。優れた香りと味わいは、ウイスキーファンだけでなく、多くの方に喜ばれることでしょう。
この商品は、2024年11月28日から発売され、事前にネット予約を受け付けているとのこと。数量は限定500本で、価格は税込22,000円。数量限定商品ですので、興味のある方は早めの予約をおすすめします。
「tokidoki」はロサンゼルスに拠点を置き、ディズニーやユニクロなどとのコラボも展開してきた人気ブランドです。色鮮やかで個性的なキャラクターたちが特徴で、日本文化から強い影響を受けた作品が多く見受けられます。今回のウイスキーも、そのポップさがしっかりと反映されていると言えるでしょう。
神戸蒸溜所は、2022年に開所し、地元の素材を活用した製品作りに力を入れています。震災後に一時製造が停止していた神戸ワイナリーの施設を復活させ、新たな挑戦としてウイスキーの製造にも取り組んでいます。これは、地元の歴史や文化を生かした取り組みとして地域経済の活性化にもつながる重要な存在です。
この「PURE MALT WHISKY -望み-」は、アートとしての美しさと味わいの両方を兼ね備えた特別なウイスキーです。ぜひ、手に取ってみてください。