保育園職員が明かす!ニューブロックの教育効果とは私たちの体験から
はじめに
2025年に60周年を迎える「Gakkenニューブロック」は、やわらかく大きなブロックが特長の安全な玩具です。教育の現場で幅広く使われており、全国の保育園や幼稚園で親しまれています。このたび、株式会社学研ステイフルが運営する保育園「Gakkenほいくえん」と「Gakkenこどもえん」の職員を対象に、ニューブロックの教育効果に関するアンケート調査を実施しました。ここでは、その結果を詳しく探求していきます。
調査概要
調査は2025年1月24日から2月12日までの間、Gakkenほいくえん・Gakkenこどもえんで働く男女280人を対象に行われました。回答方法はインターネットを用いた任意回答で、有効回答数は280件です。
ニューブロックの教育的効果
教育効果が高いと認識
調査の結果、特に教育的効果が高いとされる玩具は「ブロック」であり、その中でもニューブロックが独自のアイデアを引き出し、子ども同士のコミュニケーションを促進する要因であると82%の職員が実感しています。
職員の中には「思い描いたものを形にするプロセスは、手指の運動や手と目の協調力を育てるだけでなく、忍耐強さや試行錯誤の精神をも育てる」といった意見が寄せられました。子どもたちが作った作品を見て、家庭でも同様の驚きと喜びを感じた保護者も多かったことも印象的でした。
コミュニケーションの促進
また、ニューブロックでの遊びは他の子供との交流にもつながると考えられ、多くの職員が「子ども同士が積極的にコミュニケーションを取った」と述べています。例えば、「3歳児が周りにいる全員に『これ、使っていい?』と確認しながら遊び始めた」などの事例が挙げられ、共感や協力の重要性を早期から学ぶことができる場となっているのです。
遊びにおけるアプローチ
自由な発想を尊重
職員が心掛けていることは、子どもが自由に発想を楽しむこと、そしてその成果を褒めることです。「見本通りに作らなければならない」というプレッシャーから解放し、子ども自身のクリエイティビティを最大限に引き出すために、大人は口出しを控える姿勢が推奨されています。これによって、自己肯定感や安心感が高まり、積極的にアイデアを出すようになる効果が期待されています。
遊びの変化
子どもたちの遊びは年齢とともに進化し、単純な「並べる遊び」から、自分のアイデアでストーリーを展開する「ごっこ遊び」へと移行していきます。特に4歳以上のクラスでは、自己表現能力が顕著に増し、他の子どもと協力しながら集団での作品作りに発展するケースが増えていることが伺えます。
結論
保育園におけるニューブロックの利用は、単なる遊びではなく、子どもの成長や発達に寄与する重要な学びの場となっています。子どもたちが思い描いたアイデアを現実にする喜びや、他者との交流を通じてコミュニケーション力を育むことは、今後の社会生活においても大変重要です。ニューブロックは、そんな未来を育む一助となっています。さらに、これからの教育現場での活用方法を模索し、より多くの子どもたちに広がることを期待します。
公式情報
ニューブロックに興味のある方は、ぜひ以下のリンクを参照してみてください。