AIとカスタマーサービス
2016-11-18 21:52:25
LINE Customer ConnectとBEDOREが協業開始!AIでカスタマーサービスの新時代を切り拓く
プロのカスタマーサービスをAIで実現
テクノロジーの進化が進む中で、人々の生活は日々変化しています。その中でも顧客対応の領域においても、AIが重要な役割を果たすことが期待されています。特に、株式会社PKSHA Technologyが開発した対話エンジン「BEDORE」と、LINE株式会社の「LINE Customer Connect」が協力を開始したことは、カスタマーサービスの新たな可能性を示唆しています。
「BEDORE」の魅力
「BEDORE」とは、自然言語処理技術を用いて設計された汎用型対話エンジンです。従来、接客やコールセンターでの業務は人手に頼っていましたが、BEDOREはその自動化や半自動化を実現します。このシステムは、難解な日本語の解析や生成に特化しており、PKSHAが持つ業界独自の日本語表現辞書のおかげで、非常に高い精度で対応が可能です。これにより、企業やユーザーは効率よくコミュニケーションを図ることができます。
2016年10月の時点で、BEDOREの導入ユーザーは3000万人を超えており、月間アクティブユーザー数(MAU)は300万人以上に達しています。この数値は来年度に1500万人に達する見込みとされています。数字からも分かる通り、多くの人々に受け入れられていることは明らかです。
具体的な連携の効果
実際の利用例として、8月22日から「LINE Pay」のLINE公式アカウントに、LINE Customer Connectが搭載されています。この連携の結果、質問認識率は89%に上り、ユーザーの満足度も94%に達しました。この数字は非常にインパクトがあります。また、9月25日以降にはFAQのアップデートも行われており、その結果、ユーザーの満足率は67%から94%に改善されるなど、チューニングによる効果も高く評価されています。
未来への展望
PKSHA Technologyは、今後も「BI to AI:学習するソフトウエアで世の中を新しく」というミッションのもと、アルゴリズム事業を発展させていくことを目指しています。そのため、外部企業やサービスとの連携を強化し、人に優しいデジタル情報社会の実現に貢献していく方針です。
テクノロジーの進化は止まることはありません。AIや自動化技術が進化することで、カスタマーサービスの在り方も大きく変わることが期待されます。今後のBEDOREとLINE Customer Connectの展開から目が離せません。顧客のニーズに応えるための新たなソリューションが次々に誕生し、企業は顧客満足度の向上に繋がるでしょう。
最後に、このような革新的な技術が普及することで、今後のカスタマーサービスの現場がどのように変化していくのか、とても楽しみです。これからもテクノロジーの発展に注目していきましょう。
会社情報
- 会社名
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株式会社PKSHA Technology
- 住所
- 東京都文京区本郷 2-35-10本郷瀬川ビル 4F
- 電話番号
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