全国建築学生チャレンジコンペ2026のご案内
建築を学ぶ全国の学生たちに朗報です。株式会社建築資料研究社が主催する「全国建築学生チャレンジコンペ」が、2026年の4月に開催されます。このコンペは、日本各地の大学や専門学校、短期大学に在籍している建築学生を対象としており、唯一無二の創造性を発揮するチャンスです。テーマは「ことば(造語)」と「かたち(デザイン)」です。
コンペの背景と目的
建築遊びやデザインが大好きな学生たちにとって、発表の場が得られるのは大きな魅力です。建築資料研究社は1975年から発刊されている『住宅建築』や、1976年からの『庭』、さらに1990年から刊行している『コンフォルト』といった雑誌を通じて、建築の新たな価値や文化を発信してきました。このコンペは、そうした流れを受け継ぎつつ、建築学生が自身のユニークな視点を広める場を設けています。
2026年には『コンフォルト』が通巻200号を迎え、『住宅建築』と『庭』はそれぞれ創刊50周年を迎える節目の年にもなります。これらの記念すべき瞬間に、学生たちが自らのデザインやアイデアを表現する機会を提供しようという思いが、このコンペには込められています。
応募資格と審査員
応募資格は、2026年4月時点で建築関連の教育機関に在籍している学生です。地域を問わず応募が可能であり、個人やグループでの参加が認められています。ただし、参加者は全員が応募資格を満たす必要があります。作品数は一人当たり複数点応募可能ですが、未発表の作品に限ります。
審査員には、著名な建築家や編集長たちが名を連ねており、原田真宏、中川エリカ、本多健、及び各専門雑誌の編集長たちがその役割を担います。彼らの評価が大きな意味を持ちます。
スケジュールと賞
コンペの重要な日程は以下の通りです。
- - 応募登録〆切: 2026年3月15日
- - 作品提出〆切: 2026年3月31日
- - 結果発表・公開審査: 2026年4月18日
作品が評価されると、各審査員から選ばれた受賞作品は書籍化され、世に広く知られることになります。また、受賞者には賞状やトロフィーが授与され、建築関連専門誌の年間購読券も贈呈されます。
参加方法
参加者は、応募フォームに必要な項目を記入し、PDF形式で作品を提出する必要があります。デザインに関する考えや「ことば(造語)」を基にした説明も求められています。そのため、事前の準備が重要です。応募の詳細や過去の作品などは、公式サイトに掲載されています。ぜひ確認してみてください。
未来への期待
このコンペは単なるコンペ以上の意味を持ちます。入賞した作品が未来の建築やデザインの道を切り開く可能性を秘めているからです。学生たちの情熱や創造性が昇華され、新しい建築文化の形成に寄与することが期待されています。
自らのデザインに自信を持ち、建築の未来を切り拓く一歩を踏み出しましょう! 詳細に関しては建築資料研究社の公式サイトをご覧ください。