「知って、肝炎プロジェクト」肝炎対策特別大使の伍代夏子氏が、能登半島地震の被災地支援として、演歌歌手仲間と共に石川県珠洲市の市立三崎中学校で復興応援コンサートを開催しました。
コンサートでは、伍代氏が自身のC型肝炎の治療経験を語り、来場者400名に対し、肝炎ウイルス検査の必要性を訴えました。
伍代氏は「肝炎は自覚症状がなく、痛くもかゆくもないうちに進行してしまう。肝臓が炎症を起こしている状態が長く続くと、肝硬変や肝臓がんになってしまう。そうなってしまったら大変です。」と、肝炎の恐ろしさを語りました。
続けて、「そうなる前に、肝炎の状態のうちに治すことが大事です。今は飲み薬で治療できる時代です。まずは自分に肝炎ウイルスがいるか血液検査で調べていただきたい。」と訴えかけました。
さらに、被災された方々を気遣い、「とにかく『健康』が一番大切ですから」と、健康への意識を高めることの重要性を強調しました。
伍代氏の経験談は、来場者に深い印象を与え、肝炎に対する理解を深め、早期発見・早期治療の大切さを改めて認識させる機会となりました。
「知って、肝炎プロジェクト」は、2012年から、肝炎に関する知識や肝炎ウイルス検査の必要性を広く伝える活動を行っています。肝炎は、早期発見・早期治療が重要であり、国民一人ひとりが正しい知識を持ち、積極的に検査を受けることが大切です。