キンドリルジャパン、LGBTQ+への取り組みで最高評価!レインボー認定取得
キンドリルジャパンは、職場におけるLGBTQ+への取り組みを評価する指標「PRIDE指標」において、最高評価であるレインボー認定を初めて取得しました。これは、ゴールド認定の取得に加え、他社や非営利団体との連携によるコレクティブ・インパクト型の取り組みが高く評価された結果です。3年連続でゴールド認定を受けている同社ですが、レインボー認定はさらなる取り組みの深化を示すものであり、キンドリルのLGBTQ+への積極的な姿勢を象徴する出来事と言えるでしょう。
ID&Eを重視する企業文化
キンドリルジャパンは、インクルージョン、ダイバーシティ&エクイティ(ID&E)を企業文化の中核に据えています。特に「インクルージョン(包括性)」を重視しており、「人こそが価値」という理念に基づき、多様な人材がそれぞれの個性と能力を活かせる環境づくりに力を入れています。
その具体的な取り組みとして、従業員リソースグループ「KINs」の設置が挙げられます。KINsは、女性、障がい者、LGBTQ+などの多様な属性を持つ従業員が主体となって活動するコミュニティです。日本国内では、KINs Women、True Ability、KINs LGBTQ+ Ally Communityの3つのコミュニティがあり、それぞれに執行役員がエグゼクティブスポンサーとして活動に携わっています。この体制は、現場の声を経営層にダイレクトに反映させる迅速な意思決定を可能にしています。
特に、今回のレインボー認定に大きく貢献したKINs LGBTQ+ Ally Communityは、エグゼクティブを含むメンバーやアライ宣言をした社員が前年比で倍増しており、活発な活動を展開しています。
社会貢献への積極的な姿勢
キンドリルの取り組みは社内にとどまりません。東京レインボープライドへのゴールドスポンサー参加や、IT業界のLGBTQコミュニティNIJITとの連携など、積極的に社会貢献活動にも取り組んでいます。2024年4月には、東京レインボープライド2024のパレードに、代表取締役社長をはじめとする役員や社員が参加。「変わるまで、あきらめない」という大会テーマに賛同し、企業としてLGBTQ+への支援を明確に示しました。
また、2024年6月には、20の企業団体で構成されるPride Action 30にも参画。性的マイノリティの学生へのサイバーセキュリティスキル習得支援や、LGBTQ+の理解向上を目的としたワークショップ、講演会などを積極的に開催し、社会全体のインクルーシブな環境づくりに貢献しています。
まとめ
キンドリルジャパンのレインボー認定取得は、単なる表彰ではなく、長年にわたるLGBTQ+への継続的な取り組みの成果です。多様な人材が活躍できる環境づくりへの強い意志と、社会貢献への積極的な姿勢は、多くの企業にとって模範となるでしょう。今後も、キンドリルジャパンの更なる活躍に期待したいです。