越前漆器で食べる、進化する和菓子の芸術
東京・南青山に位置する「ふくい南青山291」では、7月27日、28日の2日間、福井県発祥の老舗和菓子店「昆布屋孫兵衛」十七代目 昆布智成シェフによる特別なイベント「越前漆器で食べるパフェ」が開催されました。
イベントでは、昆布シェフが自身の経験と感性を活かし、和と洋が融合した独創的なパフェを創作。福井県産の厳選された食材を、伝統工芸である越前漆器に盛り付け、見た目も美しく、味も格別なスイーツ体験を提供しました。
全席即完売!話題のイベントが実現した理由
2日間で10回開催されたこのイベントは、全席即完売という人気ぶりでした。その理由は、昆布シェフの実力と、越前漆器という伝統工芸とのコラボレーションによる、唯一無二の体験を提供できたことにあります。
昆布シェフは、「オーボン・ヴュータン」「ピエール・エルメ サロン・ド・テ」といった有名パティスリーで経験を積み、その後「アングラン」にてシェフパティシエを務めた実力派。2023年には、241年の歴史を持つ「昆布屋孫兵衛」を継承し、伝統を守りながら新しい和菓子を創り出しています。
ふくい南青山291とは?
「ふくい南青山291」は、福井県内の企業4社が共同で運営する、食とビジネスの交流拠点です。福井の食材を使ったカフェ「Cultive291」や、ワークスペース「Connect291」などを備え、東京にいながら福井の魅力に触れられる空間となっています。
イベントは、このような「ふくい南青山291」ならではのコンセプトと、昆布シェフの才能が融合したことで実現しました。
越前漆器の魅力
越前漆器は、福井県鯖江市を中心に、約1500年の歴史を持つ伝統工芸品です。木地の美しさ、漆の光沢、そして使い込むほどに味わいが増す風合いが特徴です。
イベントでは、越前漆器の職人が手掛けた、こだわりの器が使用されました。パフェを盛り付ける器は、一つ一つ丁寧に作られたもので、その美しさは、スイーツの美味しさをさらに引き立てていました。
伝統と革新が融合した至福の体験
「越前漆器で食べるパフェ」は、伝統と革新が融合した、まさに至福の体験でした。福井の食材、越前漆器、そして昆布シェフの才能が三位一体となり、参加者全員に忘れられない思い出を届けてくれました。
今後も、「ふくい南青山291」では、地域の魅力を発信する様々なイベントが開催される予定です。ぜひ、足を運んでみてください。