未来を描くMUSIC FILM
2018-06-19 23:00:03
武藤将胤氏が描く未来を啓発する世界初のMUSIC FILMが公開
6月21日の世界ALSデーを前に、武藤将胤氏が新たに公開したMUSIC FILMは、ALSが治る未来を描いた画期的な作品です。フューチャリスティックな東京を舞台にこの映像は、ALS(筋萎縮性側索硬化症)の治療法を見つけるという希望と、全世界へのメッセージを届けることを目的としています。武藤氏は自らもALS患者であり、この病気の啓発活動を行っています。
このMUSIC FILMは、未だ有効な治療法が確立されていないALSの現状を知ってもらうためのものです。映像の中では、武藤氏がアニメーションの世界に入り込み、一人ひとりの寄付や行動が未来を変えるというメッセージを体現します。そして、「KEEP MOVING」というテーマの下、ALSの治療法が見つかる未来を信じて、東京の街を歩く姿が描かれています。
武藤氏は、音楽や映画が持つ力に感銘を受けて育ち、言語や国境を超えたコミュニケーションができるという点に魅力を感じています。彼は、このMUSIC FILMを通じて、ALSへの理解を深め、その治療薬の開発資金を集めることができるようにしたいと考えているのです。
映像制作は、シカゴに拠点を置く「Cutters Studios」によって行われており、その楽曲は女性プロデューサーユニット「DFT TOKYO」によるオリジナル曲『NO LIMIT』がメインテーマとして使用されています。さらに、エンディングテーマには武藤氏との友人でもある「Def Tech」が関与し、新曲「KEEP MOVING」を提供しました。この楽曲は、MOVE FES. 2018で初披露され、6月21日にデジタルリリースが予定されています。
MUSIC FILMの発表は、ALSの認知を高め、患者に対する理解を広める一助となることが期待されています。また、寄付金や支援が集まることで、治療法の研究開発費用を増やしていくことが狙いです。特に「せりか基金」と連携し、ALS治療薬の開発に向けての挑戦を広げていくことを提唱しています。
この映像が始まる瞬間、強いメッセージが画面に映し出されます。「心の底から、今を生きたい」という言葉は、武藤氏が抱える想いそのものでしょう。映像は、未来に向けた希望にあふれており、多くの人々が参加したくなるような力強さを持っています。
「KEEP MOVING 限界を作らない生き方」という著書を出版した武藤氏は、自身の挑戦を通じて、ALSの治療法を見つけるために懸命に活動を続ける姿を示しています。この書籍は、自らの信念や思いを多くの人と共有し、ALSと闘う人々に希望を与えることを目的としています。
武藤氏は、ALSという難病の現実を直視しながらも、希望を持って生きる勇気を人々に伝えるために活動しています。彼の姿は、多くの人にとって大きなインスピレーションとなり、ALSへの理解を深めるきっかけになるでしょう。今後も武藤ともに、ALS治療の未来に向けた思いを届けていきたいと思います。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人WITH ALS
- 住所
- 東京都港区六本木5-13-6麻布CMS 504
- 電話番号
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