株式会社カスタメディア、ASPICクラウドアワード2024にて総合グランプリ受賞
2024年11月20日、「ASPICクラウドアワード2024」が開催されました。この場で、株式会社カスタメディアの「カスタメディアMASE(メイス)」が社会業界特化系ASP・SaaS部門の総合グランプリに輝きました。この重大な受賞は、カスタメディアが提供する技術とサービスの革新性に対する高い評価が背景にあります。
受賞の背景
今回受賞した「カスタメディアMASE」は、マッチングサイトやシェアリングエコノミーサイトを構築するためのシステムです。これまで700件以上のサービス提供を通じて得たノウハウを基に設計されており、ユーザーは模擬的な「型」を使いながら、オリジナルなサイトを迅速かつ低コストで構築できます。
この受賞は、カスタメディアが企業活動や社会活動を支えるための新たな取り組みを進めていることを示すものです。特に、社会の持続可能性を重要視する中で、技術革新を推進する企業の存在意義が問われています。
ASPICクラウドアワードとは
ASPICクラウドアワードは、一般社団法人日本クラウド産業協会が主催するもので、今回で18回目の開催を迎えました。このアワードは、日本国内で提供されているクラウドサービスの中でも特に優れたものを評価し、社会の情報インフラの発展に寄与することを目的としています。
受賞対象は、ASPやSaaSの中で社会的な価値を持つサービスを提供する企業です。カスタメディアの受賞は、先進的な取り組みが多くの企業から評価されている証です。
業界の市場環境
現代において、政府や自治体はスタートアップ育成を強化しており、市場は活気づいています。特に大手企業は、高齢化や人口減少の影響を受けながらも新規事業への投資を続けており、共創やオープンイノベーションを推進しています。
また、Z世代の「所有から共有」へのシフトとSDGsの推進により、シェアリングエコノミーやSaaS市場が急速に拡大しています。予測では、シェアリングエコノミー市場は2030年には最大8兆円、SaaS市場は2027年に2兆円に達すると言われています。
新規事業への挑戦
「千三つ」の法則で知られるように、新規事業には多くの失敗が伴います。カスタメディアは、企業が低コストで迅速にシステムを構築する仕組みを提供し、失敗を恐れずに挑戦できる環境作りを目指しています。これにより、企業のイノベーションが促進され、国内外での競争力を取り戻す一助となるでしょう。
イノベーションの重要性
バブル崩壊以降、日本は「失われた30年」を迎え、産業構造の変化にうまく対応できないままでした。さまざまな要因により、新規事業への挑戦が難しくなっている状況があります。カスタメディアは、新規事業に挑戦しにくい風土を変えることを目指しています。
代表取締役の宮﨑耕史氏は、MASEが人と人、モノ、さらには社会全体をつなぐ役割を果たすと述べています。彼のビジョンは、資源を有効に活用することで持続可能な経済を実現することです。
この受賞により、カスタメディアはさらなる挑戦に向けて気を引き締め、社会の課題解決に努める意欲を表明しています。
会社概要
- - 会社名:株式会社カスタメディア
- - 所在地:大阪府大阪市北区西天満2-5-2 H2O TOWER 7階
- - 代表者:代表取締役 宮﨑 耕史
- - 事業内容:ソフトウェア開発、SaaS事業、プロモーション事業、コンサルティング事業
- - ホームページ:カスタメディア