クレファスRS7の挑戦
2020-03-24 09:12:50
クレファス所沢校の生徒たちが実現した夢・クレファスRS7の挑戦と成果
クレファス所沢校の生徒たちが実現した夢・クレファスRS7の挑戦と成果
埼玉県所沢市にあるクレファス所沢校の生徒たちが、全国大会での素晴らしい成績を収め、世界の舞台に立つチャンスを手に入れました。彼らの名前は「RS7」。この7人のチームは、小学4年生から中学生までのメンバーで構成されており、最近行われた「FLL日本大会」では、見事に総合2位という好成績を達成し、FLL世界大会への出場権を勝ち取りました。
橋梁点検に取り組む独自プロジェクト
RS7の特筆すべき点は、ただ大会での高得点を目指しただけでなく、地域社会に貢献するプロジェクトにも取り組んでいることです。彼らが注力したのは、所沢市内での橋梁の老朽化と点検作業に対する解決策を提案することです。
FLLのテーマが「都市計画と建設(City Shaper)」である中、RS7は地域住民が手軽に橋梁の点検に参加できる「ブリッ自撮り棒」というユニークなデバイスを開発しました。このポール型の道具を使うことで、市民が橋梁の状態を確認できるようになります。プロジェクトのために、学校外でも企業や大学、さらには所沢市役所と意見交換を行いながら、地域住民の声を反映させた取り組みとなりました。
柴山昌彦前文部科学相が訪問し、RS7の発表に参加。在日に活動を行う中で、彼は技術や操作方法について興味を持って質問を投げかけ、チームのメンバー一人ひとりのビジョンや夢についても丁寧に聞き出しました。
教育への期待
柴山氏はRS7の取り組みについて「小学校でのプログラミング教育が必修化され、科学技術教育が進められる中で、所沢での素晴らしい実績は心強い」と述べました。さらに、彼はチームワークの重要性やコミュニケーション能力がこれからの社会で必要不可欠であることを強調しました。RS7のメンバーたちには、今後も地域と関連しながら成長し続けることを期待されています。
チームのメンバーも、自分たちの活動に誇りを持っており、「埼玉の誇りになる」との思いを抱きながら、日々の努力を続けています。困難を乗り越えるたびにチーム内での信頼感や絆が深まり、お互いが成長していく過程を楽しんでいるとのことです。
FLLの国際大会への道
彼らが参加するファースト・レゴリーグ(FLL)は、世界中で開催されるロボットコンテストで、社会課題の解決策を競い合います。FLLは1998年に設立され、現在では40万人以上の子どもたちが参加する一大イベントです。RS7の活躍により、クレファス所沢校は教育プログラムにおいても一目置かれる存在となっています。
残念なことに、FLL世界大会は新型コロナウイルスの影響で開催中止となりましたが、次の機会にはぜひ国際舞台での交流を果たしたいという意欲が見受けられます。このように、RS7は未来への期待と夢を胸に、さまざまなチャレンジに立ち向かっています。
ロボット科学教育の展望
RS7の背後には、株式会社ロボット科学教育という教育機関があります。彼らはロボット製作を通して、問題解決能力や論理的な思考力を養うことを目指しています。今後も全国的に様々なプログラムを展開し、子どもたちの科学技術への関心を高める取り組みを続けていくでしょう。地域と国際的な視野を持ちながら、さらなる成長を見守っていきたいものです。
会社情報
- 会社名
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株式会社ロボット科学教育
- 住所
- 神奈川県横浜市青葉区榎が丘1-6 第2森野ビル5階
- 電話番号
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