脳の健康を基にした人材育成サービスの協業開始
BHQ株式会社、株式会社エイジェック、株式会社スポーツ科学、一般社団法人ブレインインパクトの協力によって、脳の健康に焦点を当てた人材育成サービスが新たに始まりました。このプロジェクトは、人材のパフォーマンスを向上させ、即戦力を確保するための新たな取り組みであり、企業の業務効率化を目指しています。
背景と目的
脳の健康と仕事のパフォーマンスに関連する研究は、近年ますます重要視されています。特にブレインインパクトは、国際標準化されたBHQ(Brain Healthcare Quotient)を用いて、脳の健康と業務の成果に密接な関係があることを証明してきました。研究結果からは、従業員のウェルビーイングと仕事のパフォーマンスを高めるためには、心理的な要素が大きく影響していることが分かりました。このプロジェクトでは、これらの知見をもとにエイジェックグループで実施された調査によって、脳の健康状態と業務パフォーマンスとの関連性を明らかにすることを目指します。
調査対象にはエイジェックの管理職と一般社員が含まれ、460名が参加。結果は、両者間において脳の健康状態に大きな差がないことが確認されましたが、管理職においては『社会性脳領域』や『認知制御脳領域』における健康状態が高いことがわかりました。このデータをもとに、業務パフォーマンスを向上させるための重要な要素が特定され、脳の健康に基づいた新しい評価基準の導入が期待されています。
調査の結果
エイジェックの社員を対象に行われた調査では、脳の健康と仕事のパフォーマンスに関する深い洞察が得られました。特に、認知制御脳領域の健康が職務遂行能力と密接に関連していることが示され、ストレスや疲労が脳の健康に与える影響についても言及されました。認知制御脳領域を向上させるためには、社会性脳領域やモニタリング脳領域の健康を向上させるべきであり、そのためには、「運動」「健康管理」「環境」「食事」などの行動が効果的であるとされています。
今後の展開
この協業により、BHQが提供するクイックBHQドックを利用し、エイジェックでは優れた人材の発掘や育成を科学的に進めます。また、スポーツ科学が運営するフィジカル健診センター『アローズラボ』では、健康管理に関する指導を行い、脳の健康向上に寄与します。これにより、職場環境の改善や社員のストレス耐性を高め、業務効率を向上させることを目指します。
コンタクト情報
このプロジェクトに関するお問い合わせは、BHQプロジェクト事務局までお願いいたします。なお、エイジェックに関する情報は、株式会社スポーツ科学までお寄せください。
私たちはこの新しいアプローチを通じて、脳の健康を活用した人材育成を進めることで、企業の業績向上に貢献できることを目指しています。今年から始まるこのプロジェクトにご期待ください。