2025年11月5日から7日までの間、名古屋で開催される日本最大級の異業種交流展示会「メッセナゴヤ2025」に、豊田通商グループが出展することが決定しました。参加するのは豊田通商株式会社をはじめ、エレマテック、ティー・エー・エス、豊通ファシリティーズ、豊通マシナリー、ユニファッション、ネクスティエレクトロニクス、プラニック、Flora、一般社団法人炭素会計アドバイザー協会の10社・団体です。この展示会では、サステナビリティやデジタルトランスフォーメーション(DX)の取り組みを中心に、各社が開発した新しい技術やサービスを紹介します。
豊田通商株式会社は、循環型物流(CL)プロジェクトやプラスチックリサイクルなど、サーキュラーエコノミーとカーボンニュートラルを見据えた取り組みを発表します。また、健康管理システム事業である「glad」に関しても、企業や健康保険組合向けに、健康診断の予約や結果管理、請求書の発行をデジタル化するプロセスを提案します。
エレマテック株式会社は、燃成ホタテ貝殻由来の鮮度保持袋「ニッカルフレッシュ」や、中古車のプライス表示に使われる電子ペーパー、環境に配慮した素材を使用したリカテープ、植物由来の生分解性プラスチック「Amity」など、先進的な素材を駆使した製品を紹介します。
また、ティー・エー・エスは、ディーゼル車の排気から微細物質を除去するDPF燃焼再生サービスを提供し、豊通ファシリティーズは再生プラスチックを活用した新しい家具「SUSTINO」を展示します。充電式バッテリー監視ユニットを手がける豊通マシナリーも注目を集める予定です。
さらに、豊通ユニファッションは、企業向けユニフォームのリサイクル事業を展開し、ネクスティエレクトロニクスは次世代の太陽電池である「Powerfoyle」を発表します。プラニックは車両間でのプラスチックのリサイクル提案を行い、Flora株式会社は女性の健康を支援するヘルステックサービスを提供します。そして、炭素会計アドバイザー協会は、同協会の資格制度を広く知らしめるための活動を行います。
メッセナゴヤ2025の概要
「メッセナゴヤ2025」の会期は2025年11月5日(水)から7日(金)まで。会場はポートメッセなごや第1展示館(名古屋市国際展示場)です。入場は無料ですが、事前の来場登録が必要となります。過去の実績として、2024年には778社・団体が出展し、52,742名の来場者を迎えるなど、非常に多くの関心が集まっています。このイベントを通じて、持続可能な未来に向けたさまざまな取り組みを知り、企業同士のコラボレーションやアイデアの交流が期待されています。
若き企業や新興技術の成長を促す場としての「メッセナゴヤ2025」は、参加企業の取り組みがどのように普及し、変化をもたらしていくのかを見逃せません。