ハックルベリーが実現！日本初のShopifyでのサブスク×後払い機能の導入

日本初のShopifyで実現した「サブスク×後払い」機能

株式会社ハックルベリー（所在地：東京都世田谷区）が、株式会社メビウス製薬の「SIMIUS公式通販」において、日本初のShopify上で“サブスク×後払い”という新機能を実現しました。この画期的な取り組みは、EC業界に新たな変革をもたらすものと期待されています。

Shopifyにおける後払い決済のニーズ

日本のEC業界では、特に通販企業において後払い決済のニーズが高く、クレジットカードとは異なる購入動機が存在します。旧来からの通販ビジネスでは、後払い方式が主流であり、多くの企業はこのニーズに応える方法を模索していました。しかし、Shopifyは長らくその対応に難航していました。

この状況を打破するため、ハックルベリーとメビウス製薬は協力し、Shopify Japanと連携を行い、「サブスク×後払い」機能の共同開発プロジェクトを進めました。この取り組みには、Shopifyグローバル本社や後払い決済の専門企業である株式会社キャッチボールも参加しており、業界内での革新的な動きが期待されています。

新機能の導入とその利点

新たに実装された「サブスク×後払い」機能は、特に顧客獲得やサブスクリプション売上の増加に寄与することが期待されています。これにより、顧客の後払いニーズに柔軟に応えることが可能となり、結果として購入意欲の高い顧客を獲得することが見込まれます。また、従来の後払い契約情報も旧ECサイトからスムーズに移行され、運用も変わらずに行えるメリットもあります。

企業の声

エグゼクティブ・オフィサーの高橋宏祐氏は、メビウス製薬がShopifyに移行する背景について、「従来のリピート通販モデルには限界が見え始め、次世代のプラットフォームとしてShopifyを選択した」と述べています。さらに、ハックルベリーが全方位でサポートを提供してくれることあり、スムーズな導入が可能だったと感謝の意を示しました。

一方、Shopifyのリース・ファーナー氏は、今回の協業によって日本市場に向けたサービスの適合が進んでいるとし、「これにより顧客獲得と維持の強化につながる」と語りました。