Tokyo Bon Asakusaとニッポンパスポートが手を組む新たな文化体験の形

NIPPON Passport株式会社は、浅草エリアを拠点として、インバウンド向けの日本文化体験施設「Tokyo Bon Asakusa」との業務提携を発表しました。これは、舞踊家の孝藤右近がプロデュースを手掛け、日本の伝統文化を訪日外国人に体験してもらう新たな試みです。

この提携を通じて、ニッポンパスポートは、訪日外国人旅行者を増加させるための新たな施策を打ち出しています。「当社は、訪日外国人旅行者数を2030年までに6,000万人にする」という政府の目標に貢献すべく、成果報酬型の訪日外国人送客サービス「NPパス」を展開しています。

NPパスは、旅行前や旅行中に訪日外国人を店舗へ誘導し、成功報酬として、送客に成功した店舗から10％の手数料を頂く仕組みです。これにより、訪日外国人向けの効果的なプロモーションやクーポンの発行を行い、店舗の売上向上を支援します。利用者には初期費用も月額費用もかからず、成功報酬のみが発生します。

「Tokyo Bon Asakusa」では、作品「Tokyo Bon 東京盆踊り2020」を手掛けている株式会社Cool Japan Entertainmentが制作した様々な日本文化体験が提供されています。この施設は、国際的に評価された人気のある動画コンテンツを基に、日本文化を体験できる新しい場として、訪日外国人のニーズに応えています。

提携によって、ニッポンパスポートはTokyo Bon Asakusaとの相乗効果を生み出し、展示の内容やクーポンの利用方法を一層シンプルで使いやすく改善する予定です。更には、訪日外国人を呼び込むための特別な割引クーポンの導入も検討しています。

このような取り組みにより、東京の浅草が訪日外国人にとって、魅力的な観光地としてますます存在感を増していくことが期待されています。株式会社 Cool Japan Entertainmentの代表者は、「訪れる海外からの観光客に、浅草の魅力を広めるお手伝いをさせて頂ければ嬉しい」と述べており、日本文化の深い理解と体験を促進する意欲を示しています。

文化の魅力を新しい形で発信し続けるニッポンパスポートとTokyo Bon Asakusaの今後の取り組みに、観光業界全体がどのように反響するか、非常に楽しみです。