日本コーヒー文化学会が30周年を迎えた記念事業
1993年に設立された日本コーヒー文化学会は、創立30周年を迎えるにあたり、コーヒー業界の専門家たちの知識と経験を凝縮した単行本『専門家が語る!コーヒーとっておきの話』を12月に刊行します。この書籍は、コーヒーに関する多様な視点や知られざるエピソードを展開する内容となっています。
執筆陣の多彩な顔ぶれ
この書籍には、著名な専門家からあまり知られていない達人まで、計32名が執筆しています。生産者、流通業者、アカデミア、喫茶店主、さらには詩人やジャーナリストも参加し、それぞれのこだわりや視点からコーヒー文化にまつわるさまざまなトピックを掘り下げます。執筆者の中には、東京藝術大学特任教授である井谷善惠氏や、全国的なコーヒー焙煎店の代表者たちが含まれています。
コーヒーの奥深さを知る一冊
「一味同心」の精神で集まったコーヒー愛好家たちは、自らの経験から学んだことを共有し、Japanese Coffee Cultureの深淵を探ります。読者はこの本を通じて、コーヒーに対する理解が一層深まり、さまざまな視点からの楽しみ方を学ぶことができるでしょう。
書籍の詳細
書籍のタイトルは『専門家が語る!コーヒーとっておきの話』で、日本コーヒー文化学会から出版されます。判型はA5版の並製で、ページ数は250~300ページにわたるオールカラーの作品です。定価は2,200円(本体2,000円)です。
また、この書籍の販売に先立って、クラウドファンディングが行われており、11月24日まで支援を受け付けています。目標金額は50万円で、プロジェクトへの支援によって、書籍の特典として南青山の伝説的喫茶店である「大坊珈琲」の復活イベントで大坊氏のコーヒーを楽しむチケットも手に入るチャンスがあります。
コーヒー愛好家に耳寄りな情報
コーヒーの達人たちからの新たな知見を得られるこの一冊は、多くのコーヒー愛好家にとって貴重な情報源となるでしょう。この機会に、ぜひ参加して、プロジェクトを支援し、コーヒーの真髄に触れてみることをお勧めします。
書籍に関するさらなる情報やクラウドファンディングの参加方法は、以下のURLをご覧ください。
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日本コーヒー文化学会とは
日本コーヒー文化学会は、世界のコーヒーとその文化について学びたい人々が集う団体で、研究は生産や流通、焙煎、抽出、さらに歴史や文化、科学まで幅広くカバーしています。学会の活動は活発で、全国に九つの支部があり、コーヒーを楽しむ会が開催されています。多様なコーヒー文化を探求するこの学会は、世界的にもユニークな存在です。