キンドリル、日本での働きがいある会社認定が2年連続で達成

キンドリルが挑む新たな職場環境

日本において、キンドリルジャパン株式会社は、Great Place To Work®から2025年の「働きがいのある会社」の認定を受け、2年連続でその栄誉を手にしました。この認定は、特に社員の満足度を向上させるための多岐にわたる取り組みに基づいています。

65歳までの定年延長とフレキシブルワーク

一つ目のポイントは、今年度から正社員の定年を65歳に引き上げたことです。この取り組みは高齢化社会における労働力の活用を見据え、社員が自身のキャリアを長期にわたってサポートするものです。また、フレキシブルワーク制度も導入されており、社員はより多様な働き方を享受できる環境が整っています。これにより、仕事とプライベートのバランスを保ちながら、効率的に仕事を進めることが可能になるのです。

The Kyndryl Wayの推進

キンドリルの企業カルチャー「The Kyndryl Way」は、社員一人ひとりが個性を活かし、スキルを最大限に発揮できる環境づくりを重視しています。加えて、「Purpose Initiative」と呼ばれる多面的なエンゲージメントアクションが実施され、事業戦略と社員の仕事のつながりを明確化し、生産性向上を目指しています。

グローバルな採用ブランドキャンペーン

キンドリルはまた、初のグローバル採用ブランドキャンペーン「progress with purpose（パーパスとともに前進）」を立ち上げ、自社の魅力をアピールしています。このキャンペーンは、利用されている情報システムの設計、構築、管理といった業務を通じて、キンドリルがどのように社会に貢献しているかを示しています。従業員はこのプログラムを通じて、技術やリーダーシップスキルを磨き、さらなる成長を目指すことができます。

組織の未来と社員の絆

キンドリルの人事担当取締役常務執行役員、伊奈恵美子氏は「当社の目標は選ばれる雇用主であり、共創パートナー企業となること」と語ります。「人こそが価値のキンドリル」として、社員が会社の一員であることを実感できる職場づくりに力を注いでおり、正社員の定年延長に加えて、スキル習得の機会も提供しています。このようにして、社員とその家族を対象としたイベントも計画しています。

恒久的な企業文化の確立に向けた取り組みが進められる中で、キンドリルは社員が社会の一員として認識されることの重要性を強調し、健康維持のためのサポートや新たな機会への準備を支援しています。社員の絆を深めることで、会社とコミュニティの発展にも寄与することを目指しています。