新しいスピリッツ「日出国」がアクアイグニスに登場
三重県に位置するアクアイグニスが、特別なスピリッツ「日出国」を9月1日より販売開始しました。このスピリッツは、1月に行われた洋菓子の世界大会で日本代表チームが優勝したことを記念して作られたものです。
優勝を記念した特別な一品
株式会社アクアイグニスが運営するこのリゾートは、温泉とレストランの複合施設。特に注目されるのは、パティスリー「コンフィチュール アッシュ」で、統括責任者の籏雅典シェフが壇上で果たした成果により生まれたこのお酒です。帯同したシェフたちは、同じく名門の料理人たちで、物語を共有しながらお酒の製作に挑みました。
今回のスピリッツ「日出国」は、岐阜県郡上市の「アルケミエ辰巳蒸留所」において、厳選された柑橘類と11種のボタニカルを活かし、丁寧に作られました。素材には、アクアイグニス内のいちご園「TSUJIGUCHI FARM」の紅ほっぺや、三重県尾鷲市の平山農園から取り寄せた甘夏が含まれています。
準備過程と製作ミッション
製作の過程では、チーム全員が手作業で柑橘を剥く姿が印象的でした。計6種類の柑橘からその皮を選び、各樽にそれらの香りを移していきました。完成したスピリッツは、ただのアルコール飲料ではなく、優勝に至るまでのストーリーを記録し、私たちの勝利を象徴する大切な品なのです。
籏シェフ自身の言葉を借りると、「この一本には、言葉にできない時間が宿っています」とのこと。その情熱と努力の結晶こそが、特別な魅力を生み出しているのです。
提供店舗と価格
このスピリッツは、アクアイグニスの各レストランで9月1日より提供を開始します。具体的には、カウンター割烹の「露庵温味」、和食処「笠庵」、コースイタリアンの「サーラ ビアンキ アル・ケッチァーノ」、湯の山素粋居内レストラン「HINOMORI」で楽しむことができます。ドリンクの価格は、店舗により異なりますが、税込1,800円からスタートします。
お酒の新たな可能性
さらに、「日出国」は、スイーツの原料としても活用される予定です。籏シェフのこのスピリッツが、今後の新作スイーツにどのように活かされるのか、期待が高まります。また、お酒のラベルは、籏シェフの友人である上村考版の上村大輔氏がデザインを手がけており、日本代表の思いやストーリーが感じられるビジュアルになっています。
日本のクラフトジンブーム
「日出国」は、その名の通り、日本の伝統を意識した逸品です。アクアイグニスが展開する新しいドリンクの「日出国」を一杯、ぜひ味わってみてください。特に、心地よい香りが広がるジュニパーベリーやハーブが揃い、飲む人々に心の平安をもたらすことでしょう。
日本のクラフトジンブームとともに盛り上がりを見せるこの新たな試み。アクアイグニスでしか味わえない特別な体験を、みなさんもぜひお楽しみください。