東京が誇るスタートアップ支援クラスター「TIB CATAPULT」
東京都は、新たにスタートアップ支援事業「グローバルイノベーションに挑戦するクラスター創成事業」(通称「TIB CATAPULT」)を始動しました。この事業は、東京から世界へ向けて、イノベーションを起こすことを目指すもので、国内外のスタートアップとその支援者が集まるプラットフォームとして「Tokyo Innovation Base」(TIB)を活用します。
「TIB CATAPULT」の概要
TIB CATAPULTは、イノベーションクラスターに参加する企業や機関がそれぞれの強みを生かし、スタートアップを育成するための共同体を形成します。新たに参加するクラスターの募集が始まっており、特に成長が期待される分野において、国内外の事業者が連携し、スタートアップの成長をサポートします。
募集するクラスターの詳細
- - 募集数: 最大6者
- - 特に有力な海外支援機関と連携する1者は「グローバル推進クラスター」として選定されます。
スタートアップ支援の実施
この事業に参加することで、採択されたクラスターは東京都との協定を結び、約2年8ヶ月にわたり、スタートアップの発掘や育成に取り組むことになります。東京都は、各クラスターの進捗をサポートし、成果に応じた協定金を支払います。
- - 協定金: 最大3億円(3ヵ年度)
- - グローバル推進クラスターの場合: 上記金額に加え、さらに最大3億円が支給されます。
また、東京都はクラスター間のネットワーキングやメンタリングの機会を提供し、スタートアップの成長を全力で支援します。
募集期間と今後のスケジュール
- - 募集期間:令和7年5月27日から6月16日17時まで
- - 選考と協定締結:令和7年7月
- - 支援の開始:令和7年8月
- - 事業実施期間:令和9年度末まで予定
詳しい情報や申し込み方法については、公式ウェブサイト「グローバルイノベーションに挑戦するクラスター創成事業クラスター公募要項」をご確認ください。
TIB CATAPULTのビジョン
「TIB CATAPULT」という名前は、世界に飛び立つスタートアップを育てる基盤を意味します。スタートアップがグローバル市場で成功するように、各クラスターが一緒になり支援を行うことを目的としています。
この新たな挑戦は、「2050東京戦略」の一環として、東京をスタートアップの世界的拠点にするための重要なステップとなります。
この機会に、東京から世界に向けて飛躍するスタートアップを支える一員として、あなたの声を届けてみてはいかがでしょうか。