株式会社ifが自社開発IT企業での新卒エンジニア育成を支援
研修プログラムの背景と目的
株式会社ifは、東京都中野区を本拠地とするIT企業です。現在、関西に拠点を置く自社開発企業と協力し、初めて新卒エンジニアを育てる研修プログラムを進めています。この取り組みは、主に技術研修の仕組みが整っていない企業向けに設計されており、我が国のIT業界の技術者不足に対する解決策の一環として位置付けられています。
研修プログラムの概要
今回の研修は、特に未経験者でもスムーズに学べるように設計されています。Next.jsを使用したフルスタックの開発を3ヶ月間で習得することを目指し、その中には約300時間にわたるeラーニングが含まれます。週1回のメンタリングセッションも実施され、受講者は常にサポートを受けながら学ぶことができます。受講者は最終的にオリジナルのWebアプリを一から作成し、実際の開発環境でのリリースを経験することが求められます。
導入企業の課題とニーズ
関西の自社開発IT企業は、これまで制度的な研修プログラムを持っていなかったため、新卒を体系的に育成することが非常に困難でした。この状況を打破するために、外部の力を借りるという選択をしました。受講者は情報技術の基礎知識があるものの、実際のWeb開発に関してはほとんど経験がありません。そのため、実務に必要なスキルを身につけるための育成が急務とされていました。
研修の内容と特長
本研修では、受講者がWebアプリを設計・導入・運用できるようになることを目指し、以下のスキルを段階的に習得します。
- - 開発ツール(Cursor)
- - バージョン管理(Git/GitHub)
- - フロントエンド技術(HTML/CSS/JavaScript/TypeScript)
- - バックエンド技術(Next.js/Supabase)
- - CI/CDプロセス(GitHub Actions)
特筆すべきは、受講者が「作りきる」経験をする点です。オリジナルのWebアプリをCRUD機能を持つ形で作成し、2つの運用環境(本番とテスト)でリリースするというプロジェクト方式で進めます。
受講企業の声
受講企業からは、部分的な機能追加で終わるのではなく、実際に一つのアプリを一から作成させるほうが教育的であるという意見が寄せられました。このように、受講者の経験を重視した実践的なアプローチが評価されています。
講師からのメッセージ
伴走担当の講師は、メンタリングが受講者一人ひとりの進捗を把握し、技術面だけでなくメンタル面でもサポートする重要な要素であると強調しています。彼らは、新卒エンジニアが独り立ちするための基盤を築くための支援を行っています。
今後の展開
株式会社ifは、今後も技術研修の体制に乏しい企業に対し、新人育成プログラムの伴走支援を続けていく方針です。この取り組みは、各企業の状況に応じたカスタマイズが可能であり、業界全体の技術者育成に貢献することが期待されています。