京都外国語大学が冬の祭典で電動車両を活用したイルミネーションを開催

京都外国語大学の冬の祭典で電動車両が輝く

京都外国語大学（以下、KUFS）では、地域の皆さんと共に楽しむ冬の祭典「KUFS Winter event 2025」が開催されます。このイベントは、2025年11月25日から12月27日までの期間、森田記念講堂前で行われますが、特に注目されるのが12月17日から19日にかけて開催される「KUFS Plug in illumination」です。これは、電動車両（EV・PHEV）の電力を使用してキャンパスを美しくライトアップする、環境に優しいイルミネーションイベントです。

環境への配慮と電動車両の普及

今回のイルミネーションは、三菱自動車工業株式会社京都製作所との共催により実現しました。さらに、京都市の地球温暖化対策室の協力も受けており、両者が結ぶ「カーボンニュートラル社会の実現に向けた連携協定」に基づいて開催されます。この取り組みは、電動車両の普及を推進すると同時に、最先端のエネルギーを体験できる機会を提供します。

このイベントでは、展示された電動車両から供給される電力だけを用いて、幻想的なイルミネーションが点灯されます。点灯時間は16:30から19:30までとなっており、多くの来場者がその美しさに魅了されることでしょう。

様々なコンテンツと出店

「KUFS Plug in illumination」では、単にイルミネーションを楽しむだけではなく、学生団体による音楽演奏や、ドイツ語学科が主催するクリスマスミニマーケットも開催されます。12月19日には本場のドイツのクリスマスマーケットを模したマーケットが開催され、ソーセージやパン、ビールなど、特別なメニューが用意されています。また、期間中の各日にはキッチンカーも出店し、温かい飲食を楽しみながらイルミネーションを堪能できます。

これらの特別なイベントは、大学の学生だけでなく、地域の方々も対象とし、共に楽しめるプラットフォームを提供します。

SDGsへの取り組み

この冬の祭典は、ただのイルミネーションではなく、環境問題への関心を高めるためのメッセージを含んでいます。電動車両の給電機能を活用した光のアートは、訪れる皆さんが持続可能な社会の実現について考えるきっかけとなることを目指しています。

本イベントは無料で入場でき、どなたでも気軽にご参加いただけます。温暖化対策に向けた取り組みや、地域とのつながりを感じられるこのイベントに、ぜひお越しください。