株式会社TENTがオートバックスと協業し、モビリティ体験を革新
近年、環境への意識が高まり、移動手段の選択肢として電動モビリティの利用が注目されています。その動きを受けて、株式会社TENT(以下、TENT)は株式会社オートバックスセブンと提携し、各種電動モビリティを月額制で楽しめるサブスクリプションサービス「カウリル」を始めました。このサービスは、誰でも手軽に、しかも安心して利用できることを目的にしています。
電動モビリティサブスクリプションサービスの概要
このプログラムは、2024年2月より始まるオートバックスの一部店舗で、電動バイクやキックボードといったマイクロモビリティを取り扱うことに特徴があります。基本的な内容は、月額定額制のプランで、最短3カ月の利用が可能です。ユーザーは、オンラインで簡単に申し込みができ、商品は指定されたオートバックスの店舗で受け取ったり、試乗したりすることができます。
さらに、すべての車両はナンバー登録済みで、自賠責保険や任意保険にも加入しているため、利用開始当日から安心して使用できるところが魅力です。店舗ではメンテナンスや修理サービスも充実しており、リアル店舗ならではの信頼性を確保しています。
TENTの「ShareEase」思想
TENTによる「ShareEase(シェアのしやすさ)」の理念は、所有から利用への価値観の転換を目指しています。この考え方は、便利さだけでなく持続可能な社会を実現するための基盤を提供します。
具体的には、必要なときに必要なものを簡単に利用できる環境を整え、過剰な生産や消費を抑える流れをサポートします。TENTは「借りる」「買う」に加え、「売る(中古品を回収する)」という流れを一気通貫で提供するシステムを構築し、資源の無駄を省く循環型経済を推進しています。
オートバックスとの取り組みの意義
今回の電動モビリティサブスクリプションサービスは、TENTの「ShareEase」理念の具体化とも言えます。利用者は自由にモビリティを使うことができ、その後のライフサイクルまで考慮した体験を得られることで、よりサステナブルな消費が促進されます。
カウリルの魅力
エコロジーの観点からも、カウリルプラットフォームはさらに進化を続けています。各企業が商品を「貸す」「試す」「売る」といった新しい流通体験を提供できるだけでなく、クーポン発行機能や国際的な顧客への対応も整っており、まさに次世代のSaaSプラットフォームに生まれ変わっています。
本人確認機能や、気に入った商品をそのまま購入できる導線が整えられていることからも、高額商品のレンタルでも安心して利用できる環境が整っています。これが利用者にとっての新しい価値を生み出しているのです。
未来を見据えて
TENTは、レンタルと販売を融合させ、使われなくなったモノが次に使いたい人の手に渡る仕組みを提供しています。これにより、資源の有効活用と廃棄物の削減が実現することを目指しています。
株式会社TENTについて
企業としてのTENTは、2017年に設立し、東京都目黒区に本社を構えています。代表取締役の松田基臣が主導するこの会社は、モノのサブスクリプションやレンタル関連サービスに特化しており、RFID在庫管理システムの開発・運営にも取り組んでいます。
今後も「ShareEase」という思想を基に、持続可能な社会を実現するためのサービスを展開し続けるTENT。その取り組みから目が離せません。