立川市の歴史を知る
2025-10-01 15:32:58

立川市の歴史を知る『たちかわ物語』、新たな特集が魅力的に登場

立川市の歴史を紐解く『たちかわ物語』



立川市史編さん広報紙の魅力



立川市では、地域の文化と歴史を未来に伝えるために市史編さん事業を推進しており、その一環として発行されている広報紙『たちかわ物語』が注目を集めています。この広報紙は、2016年に創刊され、年に2回、無料で配布されています。A4判のフルカラー版で、各号は12ページにわたり、さまざまな特集や市民から寄せられた貴重な資料を紹介しています。

新編立川市史への取り組み



現在、立川市では「新編立川市史」の編さん事業が進行中で、旧石器時代から令和時代までの広範な歴史を網羅することを目指しています。特に注目すべきは、2025年9月19日に発行予定の20号で、戦後80年の節目を迎えるにあたり、立川市の戦中戦後における変遷が詳しく特集されるとのことです。

特集内容の紹介



特集1: 戦中・戦後の立川市



第20号の特集の一環として、立川市がかつて軍事都市として位置づけられていた時代から次第に商業中心地へと変貌していく過程が詳述されています。特に、1952年頃の立川市の様子が紹介され、米兵向けに立てられた看板が並んでいる当時の交差点の写真が印象的です。先人たちの生活や価値観、さらには戦争がもたらした影響について学ぶことができる貴重な内容となっています。

特集2: 地域の習俗



また、地域のハレの日に関する風習、「共有膳椀」をテーマにした特集も展開されています。これは、結納や婚礼の際に用いられていた道具群を紹介し、当時の生活様式を垣間見ることができます。こうした伝統的な習慣が、今の立川市にどのように影響を与えているのかを知ることで、地域への理解がさらに深まるでしょう。

過去のバックナンバーも充実



『たちかわ物語』の20号だけでなく、過去のバックナンバーも無料で入手可能です。江戸時代以前の古文書や明治以降の公文書、そして貴重な写真など、多様な資料が取り上げられています。市史編さん室に問い合わせれば、在庫状況や掲載内容についての詳細が得られ、歴史愛好家や地域に興味のある方にとっては魅力的な情報源となっています。

立川市のホームページや「たちかわ電子図書館」では、最新号の閲覧だけでなくバックナンバーも手軽にチェックすることができます。特に、歴史に関心のある方にはぴったりのコンテンツが揃っています。

配布場所と今後の展望



『たちかわ物語』は立川市役所や地域の生涯学習関連施設で無料配布されていますが、各所での在庫には限りがあるため、ぜひ早めに訪れて手に入れてみてください。また、『新編立川市史 資料編』も多岐に渡って刊行されており、これからも新しい発見が期待されます。

市民に愛されるこの広報紙『たちかわ物語』を通じて、立川市の豊かな歴史に触れ、新たな視点で地域を見つめ直すきっかけとなることでしょう。今後も様々な取り組みに注目していきたいです。


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会社情報

会社名
立川市役所
住所
東京都立川市泉町1156-9
電話番号
042-523-2111

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