アクアポニックス・アカデミーが新コースを開講
農業界で注目される「アクアポニックス」を学ぶ専門機関、アクアポニックス・アカデミーが新たに「農園設計付き事業化検討コース」を2025年7月から開講します。本コースは、アクアポニックスを自ら手がけようとする方々に特化した内容で、実際の設計や配管を学ぶチャンスを提供します。
アクアポニックスとは?
アクアポニックスは、水耕栽培と水産養殖を組み合わせた循環型農業の一形態です。この方法では、魚や微生物、植物が相互に支え合いながら成長し、環境に負担をかけずに、安全で美味しい農産物を生産します。さらに、通常の土耕栽培に比べて、同じ面積で約7倍もの収穫が可能であり、節水効果も非常に高いのが特長です。
新コースの概要
「農園設計付き事業化検討コース」は、オンラインと対面を組み合わせたハイブリッド形式で行われます。受講者は、全4日間にわたって、以下の内容を学ぶことができます:
- - アクアポニックスの基礎知識
- - 実際のシステム設計と配管実習
- - 魚と植物のバランスの最適化
- - ビジネスプラン作成
特に配管実習は、神奈川県藤沢市の自社農場「ふじさわアクポニビレッジ」にて行います。本コースを通じて、参加者は自身の理想のアクアポニックスシステムを設計できる力を身につけます。
スケジュールと受講方法
この講座は、2025年7月からスタートし、以下のように進行します:
- - 座学(オンライン): 最初の2日間はZoomによる講義が行われ、アクアポニックスの理念や実践方法など、基礎的な知識を習得します。
- - 実習(対面): その後の2日間は、実際の農場で配管やシステム設計の実習を行います。
受講料は253,000円(税込)で、各回の定員は10名です。詳細や申し込みは公式サイトで行えます。
参加者特典
新コースに参加することで、さまざまな特典を受けることができます。たとえば、四つの特典として、農場見学料の無料、大幅な資機材割引、フィードバックタイムでの実習発表の機会などがあります。さらに、アクポニの特許技術「デカップリングシステム」の利用権も付与されます。
まとめ
「農園設計付き事業化検討コース」は、アクアポニックスに興味がある方に新しい知識と実践的なスキルを提供する絶好の機会です。自分だけの持続可能な農業システムを作りたいと考えている方は、ぜひこの機会をお見逃しなく!